今日は個人的に好きなサイアーのお話を
サイアーの時代の流れは毎年めまぐるしく変わってますよね。サンデーサイレンス産駒が一世風靡をした時はたしかに独壇場でしたが、最近では毎年のように新興勢力が新しい時代を築こうと年々進化を遂げている気がします。
サンデーサイレンスの死去後、頭角を現したのはアグネスタキオン。距離の制限さえあるものの、早いうちから活躍でき、またその強さの息も長く、とても堅実な子を排出してくれるイメージがあります。
馬もたくさん出しましたしね。しかし、しばらくはこの時代が続くと思った矢先のアグネスタキオンの死去…。なかなかにあれは悲しかったですね
思えばここから群雄割拠の時代が始まってますねぇ。
本来、サイアーというのは、馬齢が若い方が丈夫で強い血が受け継ぎやすいのですが、近年ではちょっとその傾向も変わってきている気がします。とくにマンハッタンカフェやスペシャルウィークはその良い例ですね。この２頭はこれまでもそこそこ走れる産駒は出していましたが、そこまで目を見張るほどの遺伝力ではありませんでした。しかしながら近年、いきなりと言って良いほど産駒たちが開花。馬も急に排出し始めました。種牡馬にも晩成型ってあるのかなーとちょっと不思議な気持ちになりました
最近では、その勢力にたたみかけるように、ネオユニヴァース＆キングカメハメハが、そして今年さらにそこへデュランダル＆ゼンノロブロイ、来年にはディープインパクトの子供たちが押し寄せてきます。書いてるだけで興奮してきました 現役競走馬もさながら、種牡馬たちも第２の戦いが始まっているのですね～。昔は血統やサイアーにはあまり興味はなかったんですけど、今はおもしろくてしょうがありません
でも私的にはやっぱり、そういった人気サイアーよりも、10年以上経ってもいまだ良い子供たちを出し続けているような種牡馬の方が断然に好きですね
フジキセキやサクラバクシンオーなんていうのは、本当に影の表彰ものだと思います。
私は最近というかここ数年はずっと、ジャングルポケットと、ゴールドアリュールが特に大好きですね 産駒的にはジャンポケならタスカータソルテ、トーセンキャプテン、ジャガーメイル、ルルパンブルー(笑)、ゴールドアリュールならスマートファルコン、エスポワールシチー、トップカミングあたりが好きですね。あえてオウケンブルースリやトールポピーを選ばないのが私の天邪鬼なところですが(笑)
でも今はホントとくにゴールドアリュール産駒にハマってます
なんだか一流の血統というよりは、雑草魂をもったいぶし銀な匂いがするのがたまらないです レースでもデビューから強い馬よりも、着実に力をつけて最終的に一流馬を蹴散らしていく感じがいいです。ゴールドアリュール産駒はそんな馬がとくに多いのです。まぁでもそうは言っても、ゴールドアリュールもSS産駒ですからね、やはり一流の血は流れているんだと思います(笑)
今週も根岸ステークスに、ゴールドアリュール産駒のオーロマイスターが出走予定ですね！予想とは別に、応援したい馬ですね。でも充分チャンスあるともふんでますが(笑)
