データ考察は昨日書いたとおりですので、あとはそれを踏まえた上で最終考察として調教や状態で各馬判断したいと思います。

マイネレーツェル(評価B)
ようやく!といった感じがします。レーツェルはGⅡ2勝馬ですので、去年までは斤量に泣かされてきました。しかし今年に入ってようやくこの斤量。ましてや牝馬戦で54キロですからこれほどのチャンスはありません。実績重視という意味では、この馬を本命視しても良いくらいだと思います。調教もこれまでと違い、しっかりと追っているようなので、愛知杯より良い結果が生まれるのは間違いないでしょう。

プリマフォルツァ(評価C)
遅咲きの5歳馬ですね。どうも生まれつき身体が弱いらしく、こなしているレース数も5歳にしては少ないですが、今週は体調も良いという判断で出走を決めたようですね。実はこの子、先日ここでも書いたゴールドアリュール産駒です。自然とついつい肩入れしてしまいそうですね しかし肩入れと言っても決して弱い馬じゃないですし、資質はあります。その上池添騎手ですからね、注意は必要だと思います。京都なら前走よりさらに良い走りが期待できるんじゃないでしょうか。

エリモファイナル(評価E)
すみません、正直拾える要素が何もありません 年齢も8歳、今回は見送りで。

クラウンプリンセス(評価D)
最近の出来からいくと、今回の55キロは少し盛られてしまった感じがありますね。去年の覇者のチェレブリタでさえ54キロですから、ここは今強みがない状況の中、善戦はかなり厳しいと思います。ただ、枠順を活かして経済コースを通った場合、すり抜けでなんとか複勝圏内に残れる場合があるかもしれません。それには最低でも8番手以上が必須でしょうね。

ワンカラット(評価D)
調教も良く、コースと距離的にも今回は合っている気がします。しかしながら、先日も書いたかもしれませんが、今の藤岡佑騎手は信頼性に欠けるのでとても買いづらいです AJCCのデルフォイは宣言通りまさにそんな感じでした。あと、もうひとつ不安点は馬体重ですね。今回もさらに増えているようなら、その時はもう迷わず切りたいと思います。できれば逆に、数キロでも落ちていて欲しいですね。

ザレマ(評価A)
昨日の考察①にも書いた通り、まさしく絶好の気配ですね 条件が揃いすぎています。欲を言えば内田博騎手が現在無理なので本当は善臣騎手だったら嬉しいなーと思っていたのですが でもアンカツさんでも問題はないと思います。枠も過去データとは関係なく、この馬のレースがしやすい枠だと思いますし、やはり馬券圏内は必死だと思います。

ショウナンラノビア(評価D)
本来、このメンバーであれば本命候補に挙がってもおかしくない馬なのですが、なにぶん今回は長期の休み明け。その辺の割引は否めないと思います。調教具合もまだそんなに叩いてない感じでしたしね。ただ、牡馬相手でも対等に走れる馬ですので、底力的に軽視だけは禁物でしょう。おそらく陣営は賞金稼ぎのために、勝ちに来るのではなく入着を狙っていると思います。

ヒカルアマランサス(評価A)
コース・斤量ともに良い材料ですね。たしかにこれなら人気通り初重賞制覇も期待しちゃいますね。ただ気になるデータは過去10年の52.0キロ組は1頭も連対馬がいないという事。京都牝馬Sは実績馬が強いですからねぇ。けど、この馬はただ実績が弱くて軽ハンデになっているわけではなく、レース数が少なくまだ実績が残せていないというだけのケース。なので、そのデータに当てはめるのはやめた方が良いと思います。調教も抜群だったので今のところ死角無しですね。

チェレブリタ(評価C)
個人的に応援したい馬です。いっても去年の優勝馬ですからね、54キロなんて本当に?と一瞬思ったくらいです。そこから強気の意思の表れか、鞍上もルメール騎手。これは完全に勝ちにきていると思います。前走はダートですし、余力も充分。久しく得意の条件から離れていただけに、近走がぱっとしないなんていう評価をつけるのは早計。ここは一発注意ですね。

マイティースルー(評価E)
陣営も、1400がベストなので流れが速くなれば理想的などと言ってしまってますからね。そんな条件付で勝負できるほど簡単な相手じゃないと思います。鞍上が浜中騎手なので思い切った騎乗をされるとちょっと怖いなという予感もありますが、初京都なのでなんとも言えませんね、正直。ここは見送りで、来てしまったら諦める方向で

サンレイジャスパー(評価E)
実績はある馬でしたが、衰え著しい近年、加えて斤量も56キロと厳しい条件が多すぎますね。金杯では見せ場もありましたが、今回は斤量的にも金杯の時より部が悪いため、こちらも同じ8歳のエリモファイナル同様、今回は見送りが妥当です。

ブラボーデイジー(評価A)
今回のメンバー中、一番本命に向いている馬だと思います。わりと馬券内必死の馬はいますが、1着のイメージが湧くのはこの馬だけですね。ただ、1着のイメージはあるものの、馬券に絡むパーセンテージはザレマやヒカルアマランサスに比べると若干落ちる評価になってしまいますね。しかしながら、牝馬の福永騎手ですし、位置取り的にもザレマとこの馬が一番良い位置になりそうな気がするので、ここは好勝負が期待できるんじゃないでしょうか。調教も坂路で追っているところを見ると、跛行の影響もなさそうです。

レジネッタ (評価C)
なんとも不気味ですね、GⅠ馬は(;´Д`) レインダンス、レッドアゲートと、「レ」が続く古豪牝馬たちの大穴3着演出がありますし、ここも充分ありそうです あ、でも去年の府中牝馬ステークスの3着がそれで、もしかしたらこの馬が「レ」の発信源だったのでしょうかね? なんにしてもGⅠ馬は軽視すると痛い目にあう事が本当に多いので、ここは抑えが絶対的に必要です。ましてやそんなGⅠ馬が54キロ。ここ一番の舞台と言っても良いかもしれません。3歳初戦以来、京都のマイルも走ってないですし、ここが走らないという根拠は何もないですからね。

レインダンス(評価D)
最強牝馬世代のれっきとした現役馬ですが、こちらはレジネッタとは打って変わって前走の影響で人気してしまっているのが気になります。そもそもレインダンスは、人気と対極する馬。人気になると凡走し、ノーマークだと走ります。同じタイプにアルコセニョーラがいますね。なので、今回は逆に危険な気がしますね。ただ去年も同じ54キロで2着ですし、ヤネもその時と同じ、取り捨てにホント困ります

ベストロケーション(評価?)
今回一番よくわからないのがこの馬です。プリマフォルツァ同様、この馬も3歳はまともにレースに出ることもできず、遅咲きとなってしまったパターンですね。あ、年齢もプリマフォルツァと同じですね。しかしこちらは54キロ。前走の市川ステークスも見たのですが、あまりに楽な手ごたえで勝っているため判断がつかず。なによりほとんどが1200の経験なんですよね。でもそういう意味じゃスローな展開になったら不利な気もします。ただこの馬、社台の馬なんですよね。不気味です…。しかし、わからないから抑える、という保険的な考えは嫌いなので、ここは潔く見送り…しようと…思います?(笑)

以上15頭
ここから絞り込んで以下にします。

マイネレーツェル
プリマフォルツァ
ザレマ
ヒカルアマランサス
チェレブリタ
ブラボーデイジー
レジネッタ
レインダンス

~買い目~

●3連複
6-1.2.8.9.12.13.14 各100円

●馬単
12→1.2.6.8.9.13.14 各100円

●3連単
1→6.13→6.13 各100円

計3000円

1着イメージの馬と、馬券圏内必死の馬、それぞれを考えるとこういった馬券に結論づきました。最近しばらく的中に見放されているので、このへんでよろしくお願いします(-人-)ナムナム…