本来、阪神1600mは上級条件では差し馬が逆転するケースが多いですが、この時期の3歳は馬がまだ若いせいか、このレースは下級条件同様に前々の先行馬がそのまま…という方が多いです。
過去4年のこのレースの脚質別成績
圧倒的ですね；
これに加えて開幕週とあらば、差しが一切届かないのも無理はありません。
さすがに今年も道中6番手までに入れる馬だけで決着は決まると思いますので、今回はその展開予想が決め手になります！
ひとまず枠的には、向こう上面でスタートをしてからの直線が444mあるため、枠的な有利不利もさほどなく、純粋に逃げ・先行馬を全枠から選べるので楽といえば楽です。
そうなると、枠順が発表する前からもある程度絞込みが図れますね。
6番手以内に入りそうな馬
脚質的にまずこの4頭が確実
アマノレインジャー
テイエムオオタカ
ノーブルジュエリー
ロードハリアー
他には、出遅れさえしなければ
スマートロビン
ノーザンリバー
芝でも同じ出脚が使えるのであれば
キョウエイバサラ
毎レース微妙な位置にいるのでなんともいえない
ビップセレブアイ
このへんが先行争いに加わっていくのかと思います。
上記の8頭のメンバーで私が気になる馬は…
テイエムオオタカ
ただ単に近走の成績が安定しているだけではなく、内容がまた良いですね。
若竹賞、黒松賞、京王杯と、すべて早い時計の出る馬場での好走ですし、今回は開幕週ですからそれもうってつけ。
また、若竹賞ではスローペースでも対応しましたし、粘る脚も京王杯で披露済み。
期待度はAですね！
ノーブルジュエリー
メンバー中一番の資質を秘めていそうな社台の期待の一頭。
まだ馬が子供な感じもあり、前走は最後の直線で集中力を欠きマルセリーナに差されてしまいましたが、それでも良血馬グルヴェイグを押さえての2着。
ロードハリアー
未勝利戦が長かったですが、シンザン記念馬のレッドデイヴィスとも差のない競馬をしてますし、前走も出遅れが原因での負けですので、まだまだ底は見せてません。アーリントン特有の穴馬はこういう馬だと思います。
ビップセレブアイ
おそらく全く人気がないとは思いますが、開幕週の阪神の外回りは、この馬には絶好の条件だと思われます。なんといっても新馬戦でレッドデイヴィスに勝っているのも強み。出脚さえつけば好勝負可能だと思ってます。
現時点ではこんなところですね。
次の考察②では調教具合を照らし合わせて、最終結論に辿りつけたいと思います。
