3冠牝馬アパパネがいよいよ始動という事で話題になっていますね。

しかし、先週6日の馬体写真を見る限り、毛艶もハリもあまりなく、本当にこれで出走するのか?という印象でした。一応そこから10日くらいあるのである程度は仕上げてくるとは思いますが、やはりヴィクトリアマイルを見据えているのを考えると、7割くらいの出来が良いところだと思います。
今回は意外に骨っぽいメンバーがそろっていますし、いくら3冠馬といえど斤量も1キロ多いですし、この感じで勝負になるほど甘くはないのではないでしょうか?

3歳時も休み明けのトライアルは2つもとも叩き台という負け方をしてますし、ここはレース勘を取り戻すための出走だと見て、今回は買わないつもりでいます。

一方、かなり良い雰囲気を出しているのはガルボ。
連戦続きでしかもすべて惜敗。そんなレースが続いていると本当なら疲労も出てきてもいい頃なのですが、ここへ来て美浦Pで自己ベストの5F61秒9をマークしました。依然好調といえる状態、むしろ今がピークとも取れる感じです。
マイラーズCは阪急杯からの直結組が過去まったく奮わないのでできればガルボも軽めに抑える感じにしたかったのですが、これは覆す事もありえますね。

一応過去の傾向を見て、1着をとるための最低条件は以下だと思います。

① 前走が重賞で、5人気以内か5着以内である事。
② 重賞勝利の経験があり、その重賞もその年か前年に挙げた実績である事。
③ 芝マイルでの勝利実績があるか、未経験である事。
④ 阪神芝での連対実績がある事。(コース改築後というデータでみると勝利実績が望ましい)

今回これに当てはまる馬
アパパネ
コスモセンサー
ショウリュウムーン
スマイルジャック
ダノンヨーヨー
ライブコンサート
リーチザクラウン

以上7頭。
意外と少ないですね。
人気どころになるであろうガルボ、ゴールスキーが該当しないのは大きいです。
そしてやはりダノンヨーヨーあたりは最有力だといえそうですね。
前走の大負けもありますし、ここは意地でも結果を残すくらいの気持ちで臨んでくると思います。