ヴィクトワールピサとルーラーシップがいないものの、最強世代と謳われた4歳が揃いも揃った今回、
どんなレース展開になるのか、これが一番のポイントだと思います。

私個人的には、こんな展開を期待しています。

今の3200メートルは、瞬発力勝負だと思っている陣営も多いでしょうし、最後の切れを生かそうという馬が、特に4歳に多い気がします。

そうなった場合、逃げ・先行は最初泳がせておく

長距離で実績のあるベテラン勢が前々で悠々とレースを進める

結局そのまま前が残る

そんな展開なったりしないですかねぇ?(予想というかもはや希望w)
そうなった場合、ナムラクレセントあたりがかなり有力なんですけどねぇ。。

というのも、実はこれ7年前を思い返せばこその発想です。

今年同様その年も、黄金世代といえるような面々の4歳がそろった年でした。
リンカーン、ネオユニヴァース、ザッツザプレンティ、ゼンノロブロイ。
今年の4歳とは違い、長距離でもすでに実績を挙げているリンカーンやザッツザプレンティがいる事からも、おおむねどちらかは連対するだろうと思われましたが、結果はどこちらも大コケ。
しかも唯一2着に入れたのは、その4強の中でも一番人気の低かったゼンノロブロイ。
そして勝ったのは5歳馬、逃げて逃げて大逃亡をし、結果7馬身差という大差で逃げ切りといういぶし銀の走りを魅せたイングランディーレでした。
私の好きなレースのひとつでもあります。

4歳がお互いだけを意識していると、相手はそこだけじゃないだろっとばかりに5歳以上の馬たちがやってきたりするものです。
まさに先輩のプライドです(笑)

盾をすでに持っているマイネルキッツ先輩あたりは、とくに黙っていないでしょう。

たしかに今年の4歳は強いですが、距離不安もある中、どこまで戦えるか、真価が問われるレースになるかと思います。
逆に言えば、おそらく1番人気になるであろうトゥザグローリーあたりは、ここで勝つことができれば早くも最強の称号が手に入るといっても良いと思います。
あとはピサとの頂上決戦だけですからね(有馬で一度負けてるだけにその戦いは見物です)

話が脱線しましたが、長丁場なだけに折り合いが重要にもなりますし、展開ひとつで大きな番狂わせも起こっておかしくないと思います。
これは・・・正直見るレースになりそうですね(苦笑)