まだ設立されて2回しか開催されていないレースですが、その2年のデータである程度の傾向が見えています。

まず、過去の連対馬はすべて、

【1】 中央のダート戦(地方選は除く)で連対率100%である事

【2】 中央の1800mのダート戦(地方選は除く)が全勝である事

が当てはまっています。

2年の集計で極端な話ですので、今年も100%これに該当するとは言い切れません。
ただ、中央のダート戦、しかも1800mではそこそこ走れないと駄目、というのが大前提という話です。

ちなみに、

上記の【1】【2】に完全に当てはまる馬は

⑥ コスタパルメーラ
⑪ タガノロックオン
⑫ レックスパレード

とこの3頭となります。

完全適合ではなくとも、ある程度は当てはまっているという馬であれば、

⑤ タカオノボル
⑦ ボレアス

でしょうか。

そして次に脚質について。
前2年のレパードステークスを比較すると、初年度は実力馬に先行馬が多く、結果もそのまま前残りとなりました。
しかし去年は先行馬はあまり実力馬が少なく、全体的にもレベルはそこまで高くなかったように思えます。
その辺を踏まえると、このレースは前有利で、実力先行馬がいると追い込みの実力馬は届きにくい傾向なのでは?という憶測がたてられました。
初年度も、ワンダーアキュート、シルクメビウスが届かずの5着となっています。

今年前を行きそうな馬は
①④⑤⑥⑧⑫⑭

そうなると、前評判の良い⑦ボレアスは、上記の【1】【2】条件だけでなく、脚質的にも少しずれているような気がします。それに加えて私個人の印象では、この馬は小回りの方が得意のようにも見えます。いろいろな要素を考えると、危険な人気馬になる可能性は充分にありますね(あくまで可能性ですが;)

あとは、7月から混合で走ってますから、古馬とのレースで結果を残している馬も強いといえます。

一応、前2年の複勝圏内馬6頭の、前ローテーションは、
ジャパンDDからが2頭、1000万下からが4頭で、その他の重賞や500万下、未勝利などの馬はいません。

今年はわりとレベルの高い馬が揃った感がありますが、こうやって見てみるとそういった上位実力馬だけでなく夏競馬ならぬどこから何が飛んでくるかわからない馬たちもたくさん潜んでいると思います。