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今日は少し違う観点から菊花賞を触れてみたいと思います。

【1】きさらぎ賞馬の相性

過去15年、きさらぎ賞を勝った馬の菊花賞での成績は、

2-3-1-0-1-2

9頭中、6頭が馬券内という好成績で好相性を見せています。

かたや1800m、かたや3000mといった距離の全然違うレースですし、距離適正も違うから何の参考にもならないと思うかもしれませんが、実はこれにはちゃんと裏づけがあるのです。菊花賞のペースというのはスタートから1200mくらいまでは12秒くらいで進んでいき、その後ペースが落ち、残りの600mでスパートをかけます。つまり勝負どころといえる競り合いをしている距離はその前半と、後半の直線のみ。真ん中のペースが落ちているスローペースの部分は1200mなのです。つまり、これをちょうど取り除くと・・・1800m。きさらぎ賞と同じ距離になるのです。いわばきさらぎ賞は、中休みがない、短縮版菊花賞のようなものなのです。

一方、京都重賞は他に京都新聞杯などがありますが、京都新聞杯にいたっては、スタートから直線手前までたんたんとスローペースになりやすく、上記とも一致しません。シンザン記念もマイルですから短距離レースという事でまったく比較対象には出来ません。

そんな隠れ短縮菊花賞のきさらぎ賞は、毎年勝ち馬を注意しておく必要があります。

今年はトーセンラーですね。
たまたまなのか、私の今一番の本命候補です(笑)

【2】夏の上がり馬は中距離をたどってきている馬の方が注意

3000mという長丁場ですから、どうしても夏の戦績に2400mとか2600mとかの勝利や連対があると、それを優位に加味してしまいそうですが、実はそれが危険の一歩でもあります。

去年の勝ち馬ビッグウィーク。この馬は夏競馬は1800~2000を3戦し、神戸新聞杯をたどって菊を勝ち取りました。
2年前の勝ち馬スリーロールスも、9月に1800と2000の条件戦を1戦ずつ戦い、そのまま菊を勝ち取ってます。
2頭ともザ・中距離といえる距離の戦績です。

そんな中、去年の私は夏に2600を2勝していた長距離戦績からシルクオールディーを本命にしていましたが、結果は15着と惨敗。自分の本命が負けたことよりも、中距離路線馬が勝った事に納得がいかず、「なぜだ、距離適正が全てじゃないのか!?」と自分に突っ込みたくなったのを覚えています。

もちろん距離適正が大事なのは間違ってはいません。実際はそうだと思います。ただそれを読み取るのが戦績ではないという事です。昨日も書きましたがその読み取りはやはり血統になるわけで、2600を勝っているから安易に3000も走れるとか、2000しか走っていないから安易に3000は走れない、ということにはならないということです。

また、夏の暑い時期にすでに長距離で消耗しているのも大きな点です。そういう意味では、夏競馬を通らないといけない馬は逆に、夏は中距離で体力を残しつつ、秋で長距離に立ち向かうというのがうまい戦い方なのかもしれません。

この辺を頭に入れておかないと、去年の私のようにあっさりとうわべだけに引っかかってしまいます(笑)

ちょっと違う話かもしれませんが、先週の秋華賞で2着に入ったキョウワジャンヌは、夏競馬で1400、1600を使い、前哨戦のローズステークスの1800ですら大丈夫なのか?と言われていましたが、結局3着に食い込み、さらに距離の伸びる秋華賞2000mで2着という大金星をあげています。これもちょっと似た傾向だとは思いませんか?

【3】時代は変わり、長距離は腕より若さ

競馬では長距離レースは騎手の腕で左右されるとよく言います。もちろんその通りで、長丁場ですから折り合いも長くつけなくてはいけませんし、短距離のようにラッキーパンチがないので、騎手の腕は長距離レースでは必要不可欠となってきます。しかし、近年若い騎手も力をつけている事もあり、世代交代が徐々に見え始めているからなのか、2年前の菊花賞でも騎手2年目の浜中騎手が勝利し、2着も5年目の吉田隼騎手でした。
これはもちろん若い世代の力が上がってきているからというのもそうですが、やはり長距離レースは体力がかなりいるのだと思います。3分間手綱をずっと絞り続けているのは、周りが見ている以上に相当厳しいはずです。

そんな中、ひとつ気になっている人がアンカツ騎手。こんな事を言ったらいけませんが、彼ももう50を超えてますし、ここ数年はそんな体力的なことからも1日の騎乗数を平均3鞍と騎乗数を減らしてレースに挑んでいます。ここ3年の重賞勝ち鞍もマイル戦などの1000m台のレースが多いのは確かですし、考えたくはないですが不安要素になりかけない時期でもあるということです。安藤騎手騎乗予定のウインバリアシオンは現在2人気ですしね。いろいろ考えさせられてしまいます。

若さの勢いだけを言うなら国分騎手なんかホント怖い存在といえますね(笑)

今日はこんな観点からレースに触れてみましたが、どれも長距離レースだからこその観点だと思います。
そんな中、【2】の要素から私的に○○○○○が気になっています。現在単勝オッズも3桁で全く人気がないですが、週末はまた天気が崩れるようですし、脚質的にも複勝圏内なら入る確率は無い話ではないのではないでしょうか?

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