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ステイヤーズステークスは、現在日本で一番距離の長いレースです。
言ってみれば本当にマラソンレースなわけです。人間でいう42.195キロでしょうか(笑)

前から口がすっぱくなるくらい言っていますが、とにかく長距離だけは血統ありきです。「血統だけでわかるなんてそんなに競馬は簡単じゃない」という人は身近にもいますが(うちの父とかw)、この3600mのレースに関しては実にそれが明確にわかります。

まず、このレースで強い血統は、

(1) 天皇賞(春)、菊花賞、有馬記念のいずれかひとつでも連対経験のある馬
(2) 外国馬、もしくは海外GⅠで複勝圏内の実績のある馬

過去8年遡ってもこの2つのどちらかを父馬に持っている馬しか3着以内に入った事がありません。
それくらい長距離は血統が大事なのです。

ちなみに過去8年に3着以内に入った馬の父馬は

(1)
メジロブライト
ダンスインザダーク
マヤノトップガン
ステイゴールド
マーベラスサンデー
スペシャルウィーク
サクラローレル
グラスワンダー

(2)
ラムタラ
ドリームウェル
トニービン
ジェネラス
サンデーサイレンス
リアルシヤダイ
エルコンドルパサー

どの馬も名だたる長距離馬ばかりです。

今年の登録馬を見たところ、それに該当していそうな父馬は、

(1)
ディープインパクト
ハーツクライ
グラスワンダー
リンカーン
エルコンドルパサー
ステイゴールド
ジャングルポケット
ダンスインザダーク
ゼンノロブロイ
マンハッタンカフェ
シンボリクリスエス

(2)
ティンバーカントリー
バゴ
ブライアンズタイム
チーフベアハート
フレンチデピュティ

まぁ、わりと多いですねw
しかし、狙っていたナムラクレセントがこれに該当しないのは実に残念です。

また、血統だけではなく、このレースは当然ながら実績的にも長距離の実績が必要です。
これも過去8年で3着以内に入った馬は、2500m以上のレースで牡馬は複勝圏内経験のある馬、牝馬は掲示板以内の経験のある馬だけです。さらに勝ち馬でいえば斤量の軽い3歳を除けば、2600m以上で勝利のある馬しか勝った事がありません。

血統、距離実績、この2つを駆使して今年のステイヤーズSは穴馬を含め的確に絞り込めればと思います。

現時点では、その血統・距離実績に加え、中山巧者である○○○○○○がそろそろ復活劇を見せてもおかしくないと踏んでいます。

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