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こんな豪華絢爛なメンバーによる有馬記念は本当に何年ぶりだろう、という感じがします。

この日に引退が決まった最強牝馬ブエナビスタ、
世界の頂点を取ったヴィクトワールピサ、
至上7頭目の三冠馬オルフェーヴル、
現古馬牡馬の中では調子も強さも一番といえる天皇賞馬トーセンジョーダン、
春のグランのプリホースアーネストリー、
セン馬のため出走できなかった幻のクラシック馬レッドデイヴィス、
近3年の天皇賞(春)馬マイネルキッツ、ジャガーメイル、ヒルノダムール、
その他最強4歳世代のトゥザグローリー、ローズキングダム、ペルーサ、ルーラーシップ、エイシンフラッシュ。

出走馬のほとんどをこんな夢馬たちが占めています。

競馬を始めて17年、私が見てきた限りこんなに豪華なメンバーが揃った有馬記念は初めてだと思います。

しかし、こんな豪華メンバーといえども、すんなりいかなりのが有馬記念。絶対馬のまさかの敗退や、あっと驚く伏兵馬の登場、そしてまさかの復活劇など、ドラマが一番起こるレースでもあります。

そんな中、今日注目しておきたいのは、6年ぶりの三冠馬となったオルフェーヴルについてです。

その6年前の三冠馬ディープインパクトは、絶対的な人気と実績がありながら、その年最後の有馬記念ではハーツクライに負けてのまさかの2着でした。単勝オッズ1.3倍という圧倒的な数字でありながらも破れてしまったのです。一方、さらにさかのぼってその前の三冠馬ナリタブライアンは、単勝オッズ1.2倍とこちらも圧倒的な支持を受けましたが、こちらは2着ヒシアマゾンに3馬身差をつけての快勝といえる優勝でした。

メンバーが違うので比較対象にはならないですが、三冠馬だからこそ古馬を打ち負かして勝ってしまう可能性もあると同時に、三冠馬といえども絶対はないということです。

では何が違うのか。どちらもローテーション的には菊花賞からの参戦で今回のオルフェーヴルと同じ条件です。ただ、勝ったナリタブライアンと負けたディープインパクトの最大の違い、それはやはり『調教』ではないかと思っています。ディープインパクトはあきらかに菊花賞までの追いきりに比べて反応が悪く、最終追いきりのタイムも皐月賞以降一番遅い時計でした。しかしながらあれだけ強いパフォーマンスをしてきた馬ですから、馬券を買う人間も、おそらく陣営も、そこまで気にする必要は無い、それほどまでに抜けている、そう思っていたのでしょう。でも実際はそうじゃなかったという事です。実際ディープは翌年の有馬記念を制しているわけで、このコースや距離が駄目だったというわけではなかったわけですから、やはり単純に馬の調子だったのだといえると思います。

私が普段予想する際に、よく過去データや血統を用いたりしますが、いつでも調教だけは必ず確認し、それだけは絶対に欠かさないようにしています。それほどまでにやはり調教の内容は予想において一番重要な項目で、当たり前の話ながら調教が悪ければ馬の状態も悪いという事になります。

ただ、ひとつ勘違いしてはならないのは、調教のタイムを一般的なタイムと比較して遅いだの速いだのを決めてはいけないという事です。調教ではあまり走らないのに本番は速く走る馬もいれば、調教は速く走るのに本番では全然という馬もいます。つまり大事なのは、普段の調教と比べてどうなのか、ここを見ることが大事なのです。できれば、ここまでの大舞台に出る馬であれば、好調教!というよりもいつもどおりというのが一番好ましいですね。

長くなりましたがいよいよ本題です(笑)

オルフェーヴルの普段の調教は、3歳になってからはすべて坂路のみの調教です。というわけでまず、今回も坂路以外を使っていないかを注意しておく必要があります。普段とは違う、それはたとえ些細な差でも結果にあわられる場合がありますので、今回も坂路調教のみであるかチェックをしましょう。また、輸送も直前輸送ですので、すべて栗東坂路での調教です。はやめの中山入りがあるかないかなどのチェックも必要でしょう。

次にその内容ですが、普段は馬なりによる追いきりで、大概が1週前と当週で強さを変えて追いきられます。またその際はほとんどが併せの馬の形で、必ず先着してゴールしています。またタイムも4ハロンで51~52秒台、上がりはすべて12秒台というのが大体です。さすがは三冠馬、安定していつも好時計といえます。今回も同じような時計であるかをチェックをし、なおかつちゃんと4ハロン追われているかも見ておきましょう。ハロン数が少ないときは禁物です。

簡単ではありますが、このへんを見ておけば最低限の調子はわかり、いつもどおりかそうじゃないかがわかると思います。

ひとまず一週前の追いきりがもう済んでいますのでそれももうチェックしましたが、坂路で4ハロン51.7秒、上がりは12.2秒でした。データ上はいつもどおり、むしろ前走時よりも良い感じだと思います。ここまでは順調ですね。あとは今週の追いきりをみるだけです。

これを見ている人の中には、「たとえ調教がほんのちょっと悪くてもディープも2着までにきたんだし、どっちにせよ連対は大丈夫なのでは?」と思う人がいるかもしれません。ただ私は今回は違うと思います。まずルドルフもブライアンもディープもみんな1人気でしたが、おそらく今回はブエナビスタに1人気を譲るのではないかという事。最初にも書きましたが、ここまで豪華なメンバーが揃った有馬記念を私は知りません。そうなるとひとつの不安要素が命取りになりかねないのです。実際今回のオルフェーヴルがいつもどおりの調教内容であったとしても、連対できる保証はありません。それだけに今回のメンバーは手ごわいです。

ルドルフもブライアンもディープもみんな3歳時に連対してきただけにプレッシャーも相当あると思いますが、個人的にはジャパンカップのウインバリアシオンを見る限りオルフェーヴルも過去の三冠馬同様好走できると思っています。

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