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今日はコース形態に関して考察します。

中山2500m、距離だけでいえば長距離に入る長さのレースですし、スピード自慢の中距離型、瞬発力勝負の短距離馬には向かないレースに思えます。

しかし、そうじゃないのが中山コースの怖いところです。

距離は2500mであっても、実はこのコースは中距離レースと思ってもいいくらい他のコースの2500mとはわけが違います。

実際に、2008・2009年の3着馬はエアシェイディ、2006・2007年の3着はダイワメジャーと、どちらもマイル~中距離を得意としていた馬です。去年の3着馬トゥザグローリーも、それまでの臨戦過程はマイルCS→中日新聞杯→有馬記念と短いレースからの参戦でした。

たしかに全馬3着ですので、実際に勝ちきるという意味では難しいとは思いますが、2・3着という目で見ればかなり危険な軽視しがちな要員なのです。

ではなぜこのような事が起こるのでしょう。それは、この中山2500mというコースが6つのコーナーからなりたつコースの上に、正面直線には急勾配の坂があるため、スタートから後半になるまでペースが速くなりにくいからといえるでしょう。さらにいえば6つのコーナーがあるというのは枠準的にも非常に大事で、絶対的な内枠有利といえます。短距離馬といえども4枠以内に入って内を回ってロスなく回れば、結果的に外を回り続けている馬とかなりのメートル差がうまれかねないのです。しかもスローペース。体力温存で、短距離馬でもこの距離を走りきれてしまうという計算がなりたってしまうのです。短距離・中距離馬の方がスピードや瞬発力でいえば上ですからね。スタミナさえ持てば直線ではかなり怖い存在となります。これがダイワメジャーやエアシェイディが3着に食い込んできた理由でしょう。

それに該当してしまいそうな一番怖い馬はまさにアーネストリーだと思います。この馬はあきらかに中距離馬で、本来なら2000前後が一番合う馬です。しかもこの馬はそうであるにもかかわらずアルゼンチン共和国杯2着の実績も持ち合わせています。こうなってくると2・3着の怖さというよりは、春秋グランプリ連覇というのも充分ありえるのではないでしょうか?そういうわけでブエナビスタも押し切ったこの馬が内枠に入ってきたら、まず抑えは必須でしょう。忘れていましたが、レッドデイヴィスも距離的には2500mは完全に長すぎますが、この馬も内枠に入るとなった場合は軽視はできませんかもしれません。注意が必要です。

そして、もうひとつ注意すべきは中山そのものの得意・不得意です。中央競馬のコースの中で一番得意・不得意が大きく出るのはこの中山競馬場ではないかと思います。とくに中山巧者という馬は本当によくいる話で、この有馬記念でもマツリダゴッホが波乱を演出した中山巧者の一頭です。

今年はこれだけのメンバーですので、巧者という感じの馬はいないかとも思ったのですが、一頭だけいました。中山4戦4勝、G12勝・G22勝という末恐ろしい実績の馬が(笑) ヴィクトワールピサです。言っても前年の覇者ですからね。言うべくもなく注意は必要ですが、あらためて注意するという再確認はいりますね。あと、トーセンジョーダンも密かな中山巧者です。去年の有馬記念5着以外は3戦3勝ですからね。この2頭は強さプラスコース相性も加えなければいけません。

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