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ご質問を頂いたので、私なりの見解を述べたいと思います。

まず、質問の内容は、今回調教で好時計出した事が何か関係してるんでしょうか?というものでした。

有馬記念の考察の際に、オルフェーヴルの調教について少し書いた事がありますので、それに対しての質問でした。

しかし今回、調教だけでいえば過去一番よかったくらいのもので、かといって内容も普段と格段違う点もなく、調教だけでいえば問題はなかったように思えます。50秒台を叩きだしたのも、馬の成長分だといえます。つまり、調教からわかる事、問題点はなにもないという事です。

ただ、今回の敗因は、私が予測するに、馬の状態ではなく、馬の精神状態だと思います。

オルフェーブルも4歳になりました。もう大人の仲間入りです。普通は大人になると精神面も大人になるものですが、稀にそうじゃない場合があります。子供じゃなくなって、自我が出始めたオルフェーヴルが、逆に言う事をきかなくなっている可能性があるのです。ただでさえ新馬戦で勝った後振り落とされたくらいの気性難の馬です。それを考えれば今回は馬自信の精神面の原因が大部分だと思われます。馬が大人になって、逆にわがままになってるかもしれません。

また、これは回顧にも書きましたが、今回はスタートがとにかくよすぎたということ。気性の悪い馬は、一度前に行き過ぎてしまうと、押さえ込むのが大変です。案の定、かかってしまったオルフェーヴルは道中先頭に立ってしまい、大人になってさらにわがままになった馬自信が暴走してしまった、という事だと思います。しかし、闘争本能はしっかりあるようで、場群から離れたあと、自分で場群を見つけると、自分からその場群に突っ込んでいったみたいですね。このへんが、池添騎手の言う「バケモノ」じみた能力の高さです;

世間では池添騎手の批判がかなりありますが、こればっかりは騎手のせいではないと思います。馬も生き物。陣営だって馬券を買ってるこっちでさえ、さすがにあそこまでの気性難をまただすなんて誰も思ってなかったはずです。それだけに3歳秋が順調すぎました。けど、そんな池添騎手がオルフェーヴルはもう大丈夫、だなんて思って乗ってたはずがないのです。今回だってかなり気を遣って折り合おうとしていました。コーナーで急ブレーキをかけたのも、あれも当然の行為です。ああしなかったら本当にどうなっていたかわかりません。

強い馬に乗るという事、それは騎手にとって、色んなものと闘うことになります。もちろん対戦相手の馬。そしてもうひとつはファンです。しっかり結果を出せば褒め称えてくれますが、少し結果が悪ければそれだけで騎手を叩く人も大勢います。ただ、もちろんそれは内容によります。

今回の池添騎手の騎乗は、100点とは言いませんが、格段責めるほど悪い騎乗ではなかったという事です。誰よりも馬に愛着をもつ池添騎手です。そんな池添騎手にとオルフェーヴルのコンビに、今後も心から応援したいと思います。

ただ、今回の事を踏まえると、長距離戦は今後厳しいですね;
今後は使えても2200mがいいところかもしれません。ただ2000前後じゃこの馬には短いんですけどね・・・・
池江厩舎がこの馬をどう教育するのか、今後が見所です。

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