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今回も、去年の日経賞が阪神開催だったため、データは2003~2010年の8年分のデータに基づき考察します。

まずこの日経賞は、とにかく中山巧者が強いという事に尽きます。過去の連対馬、マイネルキッツ、エアシェイディ、トウショウナイト、マツリダゴッホ、ネヴァブション、いずれも名だたる中山巧者です。そのせいか、このレースはリピーターもとにかく多いです。過去の日経賞で好走経験のある馬は、再び好走するというケースが何度もあります。

今年の登録馬でいえば中山巧者は、ネヴァブション、フェイトフルウォー、マイネルキッツ、ルーラーシップ、そして日経賞好走経験馬はネヴァブションとマイネルキッツでしょうか。

このへんからも、この4頭の中1頭は確実に馬券内に入ってくると思います。

ではデータです。

■ローテーション

過去連対をした馬の前走とその結果は以下です。

AJCCで5人気or5着以内
ダイヤモンドSの勝ち馬
京都記念に出走
中山記念で連対
有馬記念で複勝
御堂筋Sに連対
白富士Sで複勝

この7パターン以外はありません。

とくに有馬記念組、AJCC組が強く、中山相性の良さを伺えさせます。

■脚質

逃げ 1.0.0.7
先行 4.4.3.31
差し 3.2.5.36
追込 0.2.3.8

やや先行有利ですが、際立って目立つ脚質はなく、どこからでも好戦可能といえます。ただ、今週も雨予報ですし、今の馬場を考えると、あまり前で競馬をして馬場の悪い内を通るよりも、中団外目から、直線も外伸びの馬が良いと思いますので、今年は差し馬が注意でしょう。

■馬齢

4歳 3.3.3.26
5歳 2.1.2.11
6歳 1.2.2.14
7歳 1.1.1.22
8歳 1.0.0.6
9歳 0.1.0.2
10歳 0.0.0.1

9歳まで連対実績があり、正直年齢でどうだ、という判定をくだすのはあまりにも危険です。勝ち星的には4歳が一番多いですが、出走数のわりには少ないように思えますし、若ければいいというものでもないようです。やはり適正重視ですね。

■その他高確率データ

100%データ
勝ち馬は全頭、中山で複勝実績あり。
複勝馬は全頭、重賞複勝経験あり。

87.5%データ
勝ち馬は中山2500で複勝実績があるか、有馬記念出走実績がある確率87.5%。

75.0%データ
連対馬は2500mで複勝実績をもっている確率75.0%。

35.3%データ
過去8年で出走した58キロ以上の馬の成績(3.1.2.11)複勝率35.3%。

こうやってデータを見てみると、今回もルーラーシップの独壇場になる気がしてなりません。ただ、先週、鉄板と思われたオルフェーヴルとディープブリランテがどちらも2着、個人的な予想としても手痛い予想披露となりました; たしかに、過去10年を遡っても、AJCCと日経賞を連勝した馬というのはまだいなく、今回そのジンクスを覆せるのか?というのも焦点となってくると思います。

個人的には、この条件がぴったり合いそうで、なおかつ当日人気しなさそうな○○○○○○の一発もあるのではないかと思っています。誰が乗るのかまだわかりませんが、騎手変更がなければ強気に勝負してみたいと思っています。

↓○○○○はこちらで見れます↓
(※150位くらいです)
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