きさらぎ賞(GⅢ)【振り返り・レース回顧】

どうもキラです。
先週末におこなわれたきさらぎ賞とエルフィンステークスの回顧をしていきます。

きさらぎ賞(GⅢ)レース回顧

なんとも悔しい結果となりましたね。

今回のポイントとしては、

・逃げ馬不在、差し馬多し、から先行有利の展開予想
・アルジャンナよりストーンリッジを高く評価
・差し勝負ではアルジャンナはグランレイに負けることはない

取り上げた内容に関しては大体あってましたね。ストーンリッジは予想通りのレース運びでしたし、全体的に前有利の流れだったと思います。

ただ、コルテジアは本当に無警戒でした。

今回この馬をパスした理由は、それまで逃げ・先行で勝負していた馬が、前走鞍上の判断で控えて競馬をし、結果GⅢ3着という一見良い流れに見えますが、今回最内を引いたこと、ポジションにはこだわらないと言っていたこと、前走3着でも勝ち馬との差が0.7秒もあったこと、これらを加味した時に、中途半端なレースになりそうな気がしていたからです。

しかし、ちゃんとよく考えれば、今年に入ってひと叩きしているのはメンバー8頭中、このコルテジア1頭だけで、しかもその叩きが重賞3着とあれば、もっと評価すべき存在ですし、最低でも紐に絶対に残しておかないといけない存在だったと思います。ホント軽率でした。

 

展開としては、ギベルティがハナに立ちましたが、ハナに立ちたくて立った感じではなく、でたなりでそのままハナに立った感じだったので、流れは大体大方の予想通りで、ストーンリッジも先団2番手につく形。元々逃げ馬不在だったので、ペースもやはり中盤でかなりゆったりになり、これはもうそのまま前残りになりそうな展開だな、と思っていました。

無理ないペースでそのまま最終コーナー回ったところで、ストーンリッジが良い手応えで先頭に立ったので、「これは勝ったな」と思いましたが、外からジリジリと詰め寄るコルテジア。結局ゴール直前で交わされ、クビ差でコルテジア1着に…。

アルジャンナもいい末脚を見せていましたが、やはり今の馬場は厳しく3着まで。しかしながら道中のあの位置で、あの馬場を考えると詰めた方だと思います。ちなみにグランレイは見せ場まったくなくドベ着。馬場を考えていつもより前目で競馬したのでしょうが、それが仇になったと思います。アルジャンナのように差しに徹すればまだもう少し魅せれたはず。

 

コルテジアはこれで一気にクラシック戦線に殴り込みをかけましたね。通常はシンザン記念の次はアーリントンカップに向かい、NHKマイルを目指す馬が多いですが、ここできさらぎ賞を使ってきたという事は皐月賞も視野に入れてそうです。しかも2戦続けて重賞で結果を出してますから、賞金的にも十分ですし、このあとトライアルに向かうのかも微妙なところ。直接皐月賞かNHKマイルというのもありえそうです。

なお、ストーンリッジは次走の皐月賞トライアルが試金石ですね。個人的には弥生賞でもスプリングステークスでもなく若葉Sに出てほしいところ。脚質的に皐月賞でもいい勝負しそうなので、なんとか次走頑張ってほしいものです。

 

エルフィンステークス(L)レース回顧

きさらぎ賞以上に悔しかったエルフィンステークス。

予想結論でも「本心で言うと、デアリングダクト本命で行きたかったのですが、」と書いた通り、社台系じゃないというだけでデアリングダクトを最終的に本命から対抗に落とした訳ですが、結果的にこれがバカみたいな失敗となりました。。。

ライティアが2着に入ってきたので人気決着ではありましたが、馬単25.5倍ならむしろおいしいレースでしたしね。

 

それにしてもデアリングダクトは強かったです。最後、後方集団から大外を回ってきましたが、たいして追った形跡もなく、直線途中で先頭に立った時に鞭を2発入れるとあとは持ったまま、最後は流してゴール。それで4馬身差ですからこのメンバーでは相手にならなかった感じですね。

次走はおそらくこのままトライアル使わずに桜花賞に臨むんじゃないでしょうか。血統的にもオークス本番で考えると思うので、あまりレースを挟むのは良くないです。エルフィンS組は桜花賞で結果残しにくい傾向がありますが、この強さを考えると桜花賞でも本命一番手にほぼ決めています。是非とも次走は桜花賞直行で行ってもらいたいです。

 

来週の予想予定レース

来週は「共同通信杯(GⅢ)」の予想を予定。

おそらくマイラプソディが1番人気になるでしょうね。個人的にはフィリオアレグロに期待しています。

ただ、「京都記念(GⅡ)」も捨てがたいので、今週も調教見てから決める感じになるかと思います。

 

以上レース回顧でした。

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