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この記事は「第80回 桜花賞(GⅠ)」の予想記事です。
どうもキラです。
今回は第80回 桜花賞(GⅠ)に出走するであろう馬から、注目している馬を何頭かピックアップして紹介します。
ピックアップ注目馬
まず、今年の桜花賞で有力視されているのは以下の馬でしょうか。
- レシステンシア
- マルターズディオサ
- クラヴァシュドール
- サンクテュエール
- デアリングタクト
- リアアメリア
阪神JFとチューリップ賞で上位3着までを占めたレシステンシア、マルターズディオサ、クラヴァシュドール、
シンザン記念を勝ったサンクテュエール、
エルフィンSの勝ち方が強かったデアリングタクト、
アルテミスSを快勝し負けはしたものの阪神JFでも1番人気に推されたリアアメリア
この6頭が人気の中心になりそうです。
例年の傾向を考えれば、阪神JFとチューリップ賞で上位3着までを占めたレシステンシア、マルターズディオサ、クラヴァシュドールで本線の桜花賞も三つ巴戦となりそうですが、今年は本当にどの方向から飛んできてもおかしくないほど粒がそろっています。
そこで今回は、そんな3頭と肩を並べてきそうな注目すべき3頭をピックアップ馬として紹介します。
デアリングタクト
まずは、デアリングタクト。エルフィンステークスを快勝しての本線となりますが、そのエルフィンステークスの内容が本当に強かったです。まだまだ底を見せておらず、上りはもっと早い数字が出そうなことからも阪神の方が合っていると思いますし、前走後は桜花賞へ直行で行ってほしいと思っていたのでこれもプラス材料。オークス本命の予定でいる馬ではありますが、ここでももちろん有力候補です。
戦績データ
- 2戦2勝
- 2勝とも上りは最速
- マイル戦で2勝
サンクテュエール
次にサンクテュエール。シンザン記念で好走した牝馬はアーモンドアイ、ジェンティルドンナ、ダイワスカーレットなど、どの馬もその後活躍傾向にあるので、この馬も十分その期待がかかる一頭です。ただ、今年のシンザン記念はかなり苦しい勝ち方になったので一見物足りなさを感じる人もいるかもしれません。しかしながら、スタートで少し出遅れ、後ろからの競馬になったこと、馬場の痛んだ内からでも伸びてプリンスリターンをとらえたこと、そしてこのあとスプリングステークスを制したコルテジアが3着にいること、これらを加味すると十分評価できるものであり、シンザン記念の勝利はそのまま受け取ってもよさそうです。
戦績データ
- 3戦2勝全連対
- 3戦とも上りは上位
- マイル戦で2勝2着1回
ミヤマザクラ
最後にミヤマザクラ。この馬は前からいきつつも最後も脚をしっかり伸ばせる理想的な競馬ができる馬です。前走のクイーンカップも、大逃げするインザムービーにある程度ついていきながら2番手で追走し、そのまま直線に入ってもさらに加速。こういった点からも、展開一つで去年のグランアレグリアのような勝ち方ができそうな気がしています。クイーンカップからの直行組は、本線の桜花賞まで2か月の間隔が空くため、一昔前はあまり良いローテーションとされておらず結果も伴っていませんでした。ただ最近では、ヴィルシーナやホエールキャプチャ、去年もクロノジェネシスが馬券に絡んでおり、近年スピードが速くなっている競走馬にとって、こういった間隔の少し空いたローテーションはむしろ良い方向に向く傾向になってきてもいます。ただ、唯一気になる点があるとすれば、今挙げた3頭はどれも1着は取れていないこと。ミヤマザクラも馬券内でいえばかなり有力だと言えますが、勝ち切ることはひとつの山場になりそうです。
戦績データ
- 4戦2勝3連対
- 3競馬場で連対実績のある順応性
- ハイペーススローペースどちらにも順応
穴馬スコープ
馬券を買う上で、勝つ馬だけを見ていてもしょうがありません。2着、3着に食い込んでくるかもしれない人気薄の馬を抑えていなければ、馬券が当たることもない。
そこで、今回の桜花賞で配当妙味になりそうな穴馬を2頭ほど紹介します。
イズジョーノキセキ
未勝利戦勝利後、サフラン賞5着、赤松賞5着と、掲示板には載るもののなかなか1勝クラスを勝ち切れずにいましたが、前走チューリップ賞ではレシステンシア、マルターズディオサ、クラヴァシュドールに次いでの4着。これは、この馬がどんなレースでも、どんな相手関係でも堅実に走れるという、この馬にとって強みでもある良い点です。ただ、チューリップ賞4着の裏には、もうひとつ大きな要素が隠れています。それは、「エピファネイア産駒」であること。エピファネイア産駒は阪神1600mの相性がめっぽういいとされています。勝った未勝利戦も阪神1600mでした。桜花賞もこの条件である以上、軽視するのはあまりに危険といえ、3着にでも入ればそれなりの配当妙味になるかと思われます。
ヒルノマリブ
成績的にはスルーしそうな内容ですが、どうやら今回の桜花賞では北村友一騎手が騎乗する模様。北村友一騎手は現在、大阪杯2着、高松宮記念3着、チューチップ賞3着、阪急杯3着、重賞4戦連続で馬券に絡んでおり、調子はかなりよさげ。レシステンシアを武騎手に乗り替わりとなり、奮起から好走することも十分あるかと思います。ただ、あっても3着まで。
評価を下げたい馬
逆に評価を下げたい馬は以下です。
エーポス
前走Fレビューを見事勝利していますが、この馬は前走がメイチでした。とにかく前走は調教が抜群で、その甲斐あって勝利した、という点を考えると、今回も同様のケースは狙えないと思っています。
ウーマンズハート
阪神JF、チューリップ賞とどちらも人気しながらも応えられない結果となった近走。新潟2歳ステークスの勝利から、馬体重の増減があまりなく、早熟タイプの傾向があるのか、上積みが見込めていないのが一つの要因です。持ち前の末脚でなんとかチューリップ賞も頑張ってはいましたが、見せ場的にはあれが限界、本線では見せ場を作ることも難しいかもしれません。
ヤマカツマーメイド
1400mでは切れのある走りを見せますが、マイルになると少しピリッとしない感じが見受けられます。ロードカナロアの血を距離適性迄受け継いでいる可能性も高く、1200~1400mが適正距離となると、マイルではこの強豪メンツには到底太刀打ちできません。
リアアメリア
人気の一角になると思われるリアアメリアですが、人気ほどの信頼性はないのではと思っており、人気馬の中では一番危険な空気があります。新馬戦での大勝ち、アルテミスステークスで重賞制覇と、勢いある雰囲気で阪神JFも1番人気に推されましたが見せ場なく6着と敗退。これにはひとつ目を向けておかなくてはいけないことがあります。阪神JFでのリアアメリアのタイムは1:34:2、そしてアルテミスステークスでの勝ちタイムが1:34.3、新馬戦が1:36.5、どれもタイム的にはかなり平凡であり、阪神JFでも自分なりのタイムを出していた、となると、阪神JFが力を発揮できていないのではなく、人気が過剰しすぎていただけで、これが本来の走り、ということもあるという事です。もちろん阪神JFも消化不良であれからさらに上積みがあることも考えられますので断定はできませんが、可能性は頭に入れておいた方が良いかもしれませんね。
以上、桜花賞(GⅠ)のピックアップ注目馬でした。
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