第81回 優駿牝馬(オークス)(GⅠ)振り返り【レース回顧】

この記事は「第81回 優駿牝馬(オークス)(GⅠ)のレース回顧記事です。


 

どうもキラです。

今日は反省点多めです。

第81回 優駿牝馬(オークス)(GⅠ)のレースを振り返っていきます。

優駿牝馬(オークス)(GⅠ)レース回顧

今回の予想のポイント

  • 先行集団に勝機あり
  • デアリングタクトの3着以内は堅い
  • ウインマイティー要警戒

配列

まず、今回わたしが予想した配列は

結論でも書いた通り、こういった予想配列でした。

実際の配列は、
⑧ ⑯ ②③ ⑤⑭⑦ ⑬⑩⑰ ⑥⑨④ ①⑱ ⑫⑪ ⑮

想定外だったのは⑯ウインマリリンの位置。外組では前に仕掛けると思ったのは⑱サンクテュエールだと思ってましたが、結果的には⑯⑱は真逆の位置になりましたね。外を回らせたくないと横山典騎手は初めから早めにこの位置につけると考えていたのだと思います。

そして⑩ミヤマザクラも思ったよりうしろ。⑩ミヤマザクラはこの瞬間に終わりましたね。後ろから競馬できる馬でないです。一方⑭フィオリキアリはこれまでにないほど前の位置でした。

8割以上の馬は想定位置でしたが、そのあたりの馬たちが想定とは違う位置取りになりました。

展開

道中の展開としては想像通り。勝負するには最終コーナーまでに前目につけるのがセオリーですので、予想通り③アブレイズ、②クラヴァシュドール、⑦ウインマイティーが好位置につけ、直線に入った時点でこれはもらったと思いました。

が、レース運び完璧だった②クラヴァシュドールはここで失速。しかし、絶対的に注目しておかないといけないと書いた⑦ウインマイティーが先頭に立ち、前が空いた④デアリングタクトが突き抜けたので、「よし!これでもいい!」と勝ちを確信。・・・したのも束の間。

自分の詰めが甘く、想定外の位置に予想してしまった⑯ウインマリリンが内からスルスルと上り、⑦ウインマイティーを差し切り2着。

馬連43.7倍×300円ははかなく紙屑となりました_(:3」∠)_

うーん、展開の読み方は大体あっていただけに、一頭の位置取りを見誤っただけでこれですからね、競馬は難しい。

注目ポイント

ポイント1 デアリングタクトの脚は条件を選ばない

桜花賞が終わった時点でもわかっていたことですが、やはりこの馬の末脚は今年の同世代の中ではひとつ抜けています。今日も上り33.1秒とメンバー中最速の上りで、直線で前が開くのがもっとスムーズだったら32秒台もありえたかもですね。

今回は2016年のシンハライトのような展開になると言いましたが、まさしくその通りになったんですよね。抜け出すのにまごまごしたのを想定してもしっかり突き抜ける、と予想しておかなくてはいけなかったと思います。

ポイント2 ウインマイティーの3着はフロックではない

馬場と距離が合っていたのはもちろんですが、13番人気の馬がたまたま3着に残れた、という事ではないと思います。結論の際にも話しましたが、ここ2走の内容が本来の強さですので、今回の3着は想定内です。今後も、エリザベス女王杯、日経新春杯などで期待したい一頭です。

ポイント3 クラヴァシュドールにとって2400mは長い

結果論ではありますが、クラヴァシュドールにとって2400mは長い距離と考えるのが妥当そうですね。あの展開なら、本来は勝てる内容ですし、もし距離が合ってなくても掲示板くらいは確保できそうなものです。しかしながら、33秒台は軽く出せるはずが35.4秒の上がり。逃げたスマイルカナが35.6秒の上がりですから、最後の600m(ほぼ直線全て)は全く伸びていないことになります。

ハーツクライ産駒なので安直に距離はこなせるものだと思ってましたが、母父ジャイアントコーズウェイの方が強く受け継いでる感じですね。これはひょっとすると2000mも危ない可能性があるので、秋華賞は前哨戦をみてきっちり見極めたいところです。

 

優駿牝馬(オークス)(GⅠ)総括

デアリングタクトが問題なしの勝利、夏で成長した大物伏兵馬が出てこない限り、現存同世代では敵無しが続くでしょうね。

あと、今回でわかったことがありますが、キズナ産駒は思ったほど長距離適性を持っていないかもしれません。一方、エピファネイア産駒はエピファネイア産駒同様、やはり長距離もいけますね。デアリングタクトの今回のレースをみて、個人的にはジャパンカップあたりで期待したくなりました。

あと、今後注目しておいた方が良さそうのはマジックキャッスルです。やはり良馬場が絶対ではありますが、短い距離の重賞でも2着続き、今回の2400mでもしっかり脚を伸ばして5着まできたとなると、2000mへの期待が自ずと高まりますよね。秋華賞…面白いかもしれません。

以上、オークスのレース回顧でした。

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