第25回 秋華賞(GⅠ)【データ・調教・最終予想・買い目】

この記事は「第25回 秋華賞(GⅠ)の予想記事です。


 

どうもキラです。

いよいよ牡馬牝馬ともにクラシックの最終戦がはじまりますね。

例年に比べ、今年はちょっと雰囲気も違います。なんせ牡馬牝馬どちらもクラシック3冠に王手がかかっており、デアリングタクトが勝てば史上初の無敗牝馬3冠、コントレイルが勝てば史上初の父子無敗3冠とどちらも偉業が目の前まできています。

そんな意味でもこの2週は面白い戦いが続きそうですね。

そんなわけで、今回は第25回 秋華賞(GⅠ)を予想していきます。

 

秋華賞(GⅠ)コースデータ

京都・芝2000m

画像元:http://www.jra.go.jp/

同条件レース:京都2歳ステークス

コースの特徴

  • スタート位置はメインスタンドの目の前で丸っと一周するコース。
  • スタートから最初のコーナーまで距離が短いため、内枠の方がロスが少ないが、このコースは外を通って差し・追い込むのがセオリーのため外枠でも何ら問題はない。ただ、外枠から逃げ・先行のために出足を使うと最後はガス欠になるので注意
  • 内回りコースのため直線は短め。スパートは3コーナー途中からでないと差し・追い込みは届かない可能性がある
  • 芝が軽いので比較的高速決着で、スピードタイプの馬が合う

 

秋華賞(GⅠ)ポイント

  • 昔はオークス→ローズSという鉄板ローテがあったが、紫苑ステークスが重賞になったこともあり近年は少し変化あり。ただ、それでも馬券内はオークスを経験している馬がほとんどを占める
  • 京都コースとあってクラシック戦にしては血統は千差万別
  • ペースはハイペースになりやすい。が、スローにもなることもあるため、決め打ちは危険
  • ペースに関係なく基本は上り勝負
  • 成長著しい時期でもあり、プラス体重はむしろ歓迎(近3年の勝ち馬は全て+10キロ以上の馬体増あり)

 

秋華賞(GⅠ)考察

まず追い切りで目立った馬は以下です

AA ③マルターズディオサ、⑤ウインマイティー、⑬デアリングタクト、⑯パラスアテナ
A ①ミヤマザクラ、④ホウオウピースフル、⑫マジックキャッスル

少し注目しておきたいのは⑫マジックキャッスル。最終追い切りではアーモンドアイとの併せ馬で、馬也ながら終いに良い脚を見せていました。差し勝負になる今回はこの勝負根性が良い方向に向きそうです。

あとは⑯パラスアテナでしょうか。叩き3戦目で今一番いい調子になっていそうな動きです。追い切りだけなら今回18頭中一番いいかもしれませんね。

 

というわけで秋華賞の考察に入りますが、まずはコースを考えたいです。

このコースは全般的にテンから淀みないペースで流れる厳しい展開になりやすく、例年秋華賞がハイペースになるのもそのためです。そのため、無理にハナを切りに行くと最後に脚が上がりますし、平坦の4コーナーという概念があると、思わぬ馬にやられたりします。それは先行、好位抜け出しでも同じことで、ペースが速い上に、3コーナーに坂がありますが、直線が短いことからスパートはこのあたりから仕掛けないといけないという点からもペースが落ちることはありません。つまり常にいったいった状態でマイル戦的な流れのまま2000mを走ることになります。

秋華賞が差し・追い込み有利なのはそういったカラクリです。

 

では、逃げ・先行馬が全部だめなのか?というとそうでもないです。本来であれば好位抜け出しは一番結果がついてくる戦法なわけですが、それを全うできる馬かどうか、が重要なポイントです。

過去で言えば、ダイワスカーレットやアヴェンチュラがそれを遂行できた馬で、どちらも相当に能力がある馬。展開が味方して結果がついてくる、という馬ではこの好位抜け出しをするには最後までは押し切れないのが関の山です。なので、末脚の持続力がキッチリある馬のみが、前からいっても大丈夫な馬、ということになります。

では、それができる馬は今回いるのか?ということになりますが、個人的には1頭います。

それが①ミヤマザクラです。春からずっと言ってますが、この馬は先団に位置しながら最後も脚が使える馬です。桜花賞は馬場がそれを許してくれず、オークスは完全に距離が長すぎたため、まったくそれが遂行できませんでしたが、今回ようやくこの馬に向いた舞台になると思っています。

正直今回、差し・追い込みをすれば、⑬デアリングタクトに勝てる馬はいません。つまり、デアリングタクトより前でゴールする可能性がある馬は、先行馬か逃げ馬しかいないと思っています(デアリングタクトが先行しなければの話ですが、3冠がかかったレースであえてリスクを背負うことはしないはずですし、枠的にもそれはないと思います)。

 

しかしながら、京都2000mはやはり差しのコース。春の桜花賞、オークスと決定的に違うのはその点だというのをしっかり理解しておかないといけません。

桜花賞は最悪のコンディションの中、ペースを握ったレシステンシアとスマイルカナがそのまま残り、デアリングタクト以外の差し追い込みは一様に足が伸びませんでした。

オークスも府中コースであるにもかかわらず、前が止まらずに結局とらえられたのはデアリングタクトただ一頭。どちらも先行馬に有利な流れでした。

つまり、デアリングタクト以外の馬で、ここまで結果を残して人気の的になっている馬は、一様に前で勝負してきた馬です。これは危険ですよね。現在、人気上位にいる馬は、デアリングタクトを除いてみんな先行馬、または好位で結果を残してきた馬です。つまり、差し馬がほとんど軽視されていることになります。

 差しの展開なら、もっと注目しておかないといけない馬 が、少なくても2頭はいるんですけどね。まぁそのへんは最終結論と共に note にて触れておきます。

 

また、今回の人気馬の中で注意しておかないといけないのは⑤ウインマイティーでしょうか。1週前の追い切りが抜群に良く、状態も申し分ないのでまずまず人気してますよね。オークスの予想の際にも「絶対に注意しておかないといけない馬」として⑤ウインマイティーを挙げ、結果的に3着に来たわけですが、ただあれはあくまでも2400mのオークスだったからというのもあります。2400mの長丁場ということで血統的にも推したわけですが、平坦2000mの京都コースで同じパフォーマンスができるかというと、確実性はありません。紫苑ステークスは出遅れて後方からの競馬、それながら最後はメンバー最速の脚を使ってかなり追い詰めていましたが、忘れな草賞も紫苑ステークスも直線で急坂を迎えるコース。いうなれば府中もそうです。京都はそれが一変しますので、あまり人気しすぎるようだと危険ですね。個人的には⑤ウインマイティーは秋華賞よりもエリザベス女王杯で狙いたい馬です。

 

秋華賞(GⅠ)最終結論

 


 

続きの詳しい結論や、買い目に関しては note にて公開中!

 

 


 

以上、秋華賞(GⅠ)の予想でした。

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