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この記事は「第72回 朝日杯フューチュリティステークス(GⅠ)」の予想記事です。
どうもキラです。
第72回 朝日杯フューチュリティステークス(GⅠ)の予想をしていきます。
朝日杯フューチュリティステークス(GⅠ)コースデータ
阪神・芝1600m
コースの特徴
- スタートからコーナーまでの距離は長めでスタートによる枠の不利はない
- 3・4コーナーが大きな弧になっているため距離も長く、下り坂になっていることから外枠からの差し・追込が目立つ
- 最終コーナー直後に内回りコースの通り道がポケットとなり、インを走っていた馬は内を突くことがある
- 直線で急勾配になっており、最終的には上り勝負
- 馬場が荒れて時計がかかる傾向が多い
朝日杯フューチュリティステークス(GⅠ)ポイント
- 好走する馬のローテ的にはサウジC、デイ杯2歳S、京王杯2歳Sのステップレースが主流で、あとは東スポ杯2歳S、デゴニア賞あたりも圏内
- 前哨戦に比べて前半3Fのペースが速くなりやすい
- 当然ながら上り勝負。前からでも後ろからでも上りの速い馬が最終的に上位
朝日杯フューチュリティステークス(GⅠ)好調教馬
②グレナディアガーズ
時計良し、反応良しで上向き
⑦ステラヴェローチェ
引き続き好仕上がり
⑧レッドベルオーブ
計算された調整でここがメイチ
⑪バスラットレオン
負荷をかけて上積み期待
⑮ロードマックス
順調な仕上がり
朝日杯フューチュリティステークス(GⅠ)考察
阪神開催になって以降7回目の朝日杯フューチュリティステークス。
阪神マイルは紛れが少なく、実力馬がそのまま結果を残しやすいコースなので、阪神開催になって以降、比較的人気馬が順当に結果を残しています。
しかし、それと同時に、中山開催だった頃よりもさらに人気薄の馬も2・3着に滑り込んでくることが増えました。
2019年のグランレイ(14人気)、2016年のボンセルヴィーソ(12人気)、2015年のシャドウアプローチ(11人気)、2014年のアルマワイオリ(14人気)と、どれも2桁人気の馬ばかり。
これらの馬に何の共通点があるのかと探ったところ、いくつか挙げられる点はありました。
まずは騎手。
2019年グランレイ 池添謙一
2016年ボンセルヴィーソ 松山弘平
2015年シャドウアプローチ 中谷雄太
2014年アルマワイオリ 勝浦正樹
ちょっと失礼な言い方になってしまいますが、池添騎手以外は人気しやすい騎手の面々ではないんですよね。松山騎手は今でこそ牝馬クラシック3冠を制した騎手ですが、この当時はまだGⅠ制覇も経験していません。つまり、馬の実力以前に軽視されている可能性もなきにしもあらず、といった感じです。
次に重賞実績。
2019年グランレイ なし
2016年ボンセルヴィーソ デイ杯2歳S2着
2015年シャドウアプローチ 京王杯2歳S3着
2014年アルマワイオリ デイ杯2歳S2着
重賞勝ちはないものの馬券内、掲示板内とそれなりに走ってはいます。グランレイはそもそも出走がありませんでした。毎年出走メンバーは重賞勝ち馬ばかりなので、必然的に押し出されて下位人気になっている感じですね。
最後に道中位置。
2019年グランレイ 15番手
2016年ボンセルヴィーソ 1番手
2015年シャドウアプローチ 10番手
2014年アルマワイオリ 14番手
後方一気か逃げ、という極端な戦法です。つまり、正攻法では有力馬に力負けするが展開を突いて一発、という結果になっています。しかも面白いことに、4頭ともここまでのレースでその道中位置はとったことがありません。ようは、すでに逃げか追い込みで結果が出ていない馬ではなく、ここまで好位でレースをして結果を出していない馬が、この大舞台で逃げか追い込みをして展開を突いた、ということです。
この3つの共通項、今年のメンバー内に当てはまっている馬はいないのかもちろん確認しました。
が、今年はこれに該当しそうな馬はいないんですよね。強いてあげるなら⑥ブルースピリット。新馬戦で好位差し、続く1勝クラスで逃げ切りと2連勝ですが現在12番人気。前走すでに逃げてしまってますので、追い込んできた時にワンチャン展開をつける可能性があるかもしれませんが…今回、陣営も「すんなり先行できれば…」といっているのでそれはなさそうです。
ここから推測すると、今年は人気決着しそうな気がしています。
というわけで、上位人気の馬の中でもどの馬が軸にふさわしいか。最終結論ではそのあたりに触れていきます。
朝日杯フューチュリティステークス(GⅠ)最終結論
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以上、朝日杯フューチュリティステークス(GⅠ)の予想でした。
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