
この記事は「第58回中日新聞杯(GⅢ)」の予想記事です。
中日新聞杯(GⅢ)コースデータ
中京・芝2000m
コースの特徴
- コースのつくりはシンプルだが、直線も長く急勾配もあり、左回りという点でも東京競馬場に類似
- ただ、実際レースは東京のように差し有利の偏りはなく、逃げ・先行も十分に決まる
- 坂の途中でスタートするためテンは遅めでスローペースになりやすい
- スタート後1コーナーまで距離が短めなため逃げ・先行馬には内枠有利傾向
- 高低差もわりとあり、直線は急勾配であるため見た目以上にタフなコース
- ルメールが圧倒的な相性の良さを見せている(※2020年現在)
中日新聞杯(GⅢ)ポイント
- 血統的にはサンデー・ディープ系を主軸に母がスピード系という配合が活躍傾向。ほかは、父にミスプロ系などのスピード系に母父がスタミナ血統と、基本はスピード×スタミナという理論。
- ローテーション的には2017年から12月開催になったため、天皇賞秋やエリザベス女王杯といった中距離GⅠ組から、オクトーバーSやアンドロメダSといったOP組まで様々。前走凡走でもここで巻き返す馬も多く、基本は結果よりもその馬の実績や能力を重視。2021年に至っては前走OPやLで人気もない上に凡走した馬が、次走の中日新聞杯で1着2着を独占している
- 12月開催以降、追い込みがよく決まっており上り勝負の傾向
- ペースは基本スローだが、逃げ馬の数によってはハイペースも一考
- 3歳馬は比較的人気に応えやすい。ただ、中途な人気の3歳馬は逆に凡走傾向で過度な期待は禁物
- 牝馬も高齢馬ももちろん対象内
- 香港開催週ということもあり、有力騎手がこぞっと香港に行っているケースが多く、この中日新聞杯に短期免許の外国人騎手がいるなら、相手関係的にもかなり高確率で好走
中日新聞杯(GⅢ)好調教馬
⑪カントル
数字的にも動き的にも過去にない時計
⑥プログノーシス
文句なしの動きで反応も良い
⑬ダンディズム
デビュー以来一番いい時計で状態の良さが見て取れる
外厩情報は以下
アスクワイルドモア | 山元トレセン | 11/11 |
ギベオン | 山元トレセン | 11/15 |
イクスプロージョン | ノーザンFしがらき | 11/16 |
ハヤヤッコ | ノーザンF天栄 | 11/16 |
バジオウ | 山元トレセン | 11/17 |
ワンダフルタウン | 宇治田原優駿S | 11/18 |
キラーアビリティ | ノーザンFしがらき | 11/22 |
カントル | ノーザンFしがらき | 11/22 |
プリマヴィスタ | グリーンウッド | 11/24 |
中日新聞杯(GⅢ)考察
やはり気にしておきたいのは上りの部分。
となると、実績十分の馬、そして上りが出しやすい馬が狙い目です。
去年2021年は上がり勝負にならなかったようにも見えますが、勝ったショウナンバルディは先行からさらに脚を伸ばすタイプで、前残りの条件にはピッタリでした。逃げつつも35.0の上がりが出せるというのは、やはりこのレースは上がりが重要ということになります。去年は8人気ながら本命に挙げています。
また、後方から勝負をかける馬は最後外に出しておくことが必要です。
後方にいるまま内から馬群を突こうとすると当然リスキーになりますし、仕掛けも遅れます。
中日新聞杯(GⅢ)最終結論
そんなわけで、今回注目しておきたい馬は以下
⑥プログノーシス
今回絶対的鉄板本命だったはずが、川田将雅騎手がコロナ感染で急な乗り替わりとなってしまったことで少々不安点も出てきました。しかしそれでもこのメンバー相手ではひとつ抜けた存在であることは間違いないです。
⑪カントル
状態も申し分なく、脚質的にも前から行ってさらに脚を伸ばすタイプなので、実は今回メンバーで一番馬券になりやすい一頭とも言えます。鞍上も短期免許のD.イーガンで、ほとんどの有力騎手が香港へ行ってしまってることから騎手構成的にも頭出た存在。ここは勝機ありですね。
⑬ダンディズム
⑮ソフトフルート
確実な脚を伸ばしてくれる2頭で、今回の波乱演出要員になる可能性は十分です。
特に⑬ダンディズムはここがメイチといえる出来なので本当に軽視は禁物。
⑱アスクワイルドモア
ダービー以降馬のやる気が感じられずイマイチパッとしない戦績ですが、先週・今週の追切は一変。
ここへきてやる気が戻ってきています。今年京都新聞杯で中京レコードを出しているだけに、ちゃんと走ればここでも確実上位。
馬券買い目
馬券形式 | 買い目 | |
馬連 | ⑥-⑪ | 500円 |
⑥⑪-⑱ | 300円 | |
⑥⑪-⑬⑮ | 200円 | |
⑬⑮⑱BOX | 100円 | |
3連複 | ⑥-⑪-⑱ | 300円 |
⑥-⑪-⑬⑮ | 200円 | |
⑥⑪-⑱-⑬⑮ | 100円 | |
計3,300円 |
以上、中日新聞杯(GⅢ)の予想でした。
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