この記事は「第8回 ターコイズステークス(GⅢ)」の予想記事です。
ターコイズステークス(GⅢ)コースデータ
中山・芝1600m
コースの特徴
- スタートから最初のコーナーまで距離が短く、内枠有利・外枠不利の典型的コース
- 道中はずっと下り坂が続きコーナーもゆるやかなため逃げ馬には逃げやすい
- 最終直線は短いが急勾配があるため、ハイペースの場合は差し・追込に向く展開となる
- 9月開催のみ、野芝主体になるためかなりの高速馬場に。スピードタイプがそのまま逃げ・先行で行ききれる。
ターコイズステークス(GⅢ)考察
- ハンデ戦ということもあり、馬券内に人気薄の馬が絡んでくる確率がわりと高い(とはいえ過去5年は13人気まで)
- 3~5歳が主流。6歳以上は人気馬のみと考えるのが妥当
- キングマンボ系やオルフェーブル、ダイワメジャー、メイショウサムソン産駒といった重馬場を得意とするパワー血統の好走が目立つ(過去5年はこれにディープを加えた5パターンのみ)
- ここ数年はハイペースになりがち
- GⅢ昇格後の過去5年、56キロを超える斤量の馬の成績は 1-1-1-8 とそこまで悪くはない成績。昇格前の頃に比べると軽斤量の条件馬よりも実績馬の方がはるかに走るため、基本は53キロ以上の馬が主体
- 前走のレース格、着順などはあまり関係なく、コース適性と仕上がりが重要
- 枠的には先行・差し問わず真ん中より外目の方が好走傾向。内枠は包まれやすいので注意
上記のポイントを鑑みて、今回の出走馬で消したい馬は以下
↓
馬齢× ⑫ローザノワール
↓
人気× ⑧レイハリア
↓
仕上がり× ⑭エリカヴィータ、⑦シャーレイポピー、⑯フィアスプライド、⑪ライティア
というわけで、残ったのは6頭。
①フラーズダルム
②ママコチャ
④サブライムアンセム
⑤アブレイズ
⑥アナザーリリック
⑬ミスニューヨーク
これらの馬を、調教とコース適正、枠で判定します
馬名 | 調教 | コース適正 | 枠 |
---|---|---|---|
①フラーズダルム | ◎ | △ | △ |
②ママコチャ | ◎ | ○ | ○ |
④サブライムアンセム | ◎ | ○ | ○ |
⑤アブレイズ | ○ | ○ | ○ |
⑥アナザーリリック | ○ | ◎ | ○ |
⑬ミスニューヨーク | ○ | ○ | ◎ |
中山未経験の①フラーズダルム、②ママコチャ、④サブライムアンセムのうち、④サブライムアンセムは血統的にもほぼほぼ大丈夫、②ママコチャは脚質的に明日の天気と枠が味方して良い方向に向くと考えますが、①フラーズダルムに関しては正直未知です。
ターコイズステークス(GⅢ)最終結論
土曜日の天気は午後から雨という予報ですが、強くなるのは夕方以降ということでターコイズSにはさほど影響はなさそうです。
ちなみに馬場状態は、3コーナーから4コーナーの内側に傷みが出始めたということで、中山特有のトラックバイアスが懸念されます。
となるとやはり①フラーズダルムは2年前のシャインガーネットのような位置取りになる事が予想され、道中は上がっていこうにも上がっていけず直線のみの勝負になります。ただ、ここ2戦の末脚の内容や、今回斤量が-2キロの53キロというのを考えると、内から突いて一気というのも十分あります。
②ママコチャは逃げる⑫ローザノワールの番手という形になる事から理想的な運びができると想定。
③サブライムアンセムは叩き2戦目の藤原厩舎なのでここでは確実に前走以上走ってきます。
⑤アブレイズ、⑥アナザーリリック、⑬ミスニューヨークも中山実績十分な上に外国人騎手揃い組。ここは一様に強力です。
というわけで、6頭は比較的横一線という印象ですので、今回はこの6頭のBOXが妥当だと思われます。
ターコイズステークス(GⅢ)買い目
馬券形式 | 買い目 | ベット |
馬連 | ①②④⑤⑥⑬BOX | 各100円 |
3連複 | ①②④⑤⑥⑬BOX | 各100円 |
計3,500円 |
自信度:B
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