■キーンランドカップ

毎年1人気が勝ちきれないレース。今年はカレンチャンが1人気ですがどうでしょうかね?
重賞3連勝というのはなかなかの高い壁です。
個人的な印象としては、カレンチャンはここまでの2戦、相手に恵まれた感もあり、GⅠ級の相手とのレースはこれが初めてのように思えます。スプリンターの重賞連勝はスリープレスナイトやワンカラットが最近では記憶に新しいですが、個人的には後者のワンカラットタイプな気がしないでもないです。なんにしてもここが試金石ですね。

そういう意味もあって、ここは格的にもGⅠ1人気の実績をもつジョーカプチーノが少々なめられている気がするあたり、勝負に出ていい気がします。その上56キロの斤量というのはこの馬にとっては大チャンス。むしろここで負けるようならこの先が厳しいです。

一方調教から推せるのはアンシェルブルー。重賞2戦ともカレンチャンに先着を許していますが、3度目の正直で今回は勝機をうかがっている様にも思えます。ジョーカプチーノが休み明けなのを考えるとメンバー中一番魅力的な馬はこの馬ですね。

その他気になる馬は、ケイアイアストン。
洋芝が得意な上に、鞍上は相性抜群の横山騎手。このコンビは4戦して3勝2着一回と連対率は100%です。昨日のしらかばSもそうでしたが、今の横山騎手は要注意です。

その他は実績と洋芝適正などから、ガルボ、グランプリエンゼル、パドトロワ、シャウトラインあたりまでを抑えに。

馬連
⑩-⑮ 500円
⑮-①③④⑥⑧⑩⑫ 各100円

■阿蘇ステークス

好メンバーが揃いやすいダートのOP戦の中でもあまりメンバーが揃わないのがこの阿蘇ステークス。
毎年同じメンバーばかりが出走しており、今年も5頭が去年と同じメンバー構成。
その中でも今回は、その時3・4着だったインバルコとスーサンライダーで勝負したいと思います。
去年に比べ2キロも多いインバルコではありますが、去年より数段に力もついており、近走では58キロも苦にしていない点からも問題はないと思います。
スーサンライダーもこの計斤量での前残りの可能性は充分です。

馬連
⑥-⑧ 100円

■新潟記念

完全に人気が割れていますが、今回はタッチミーノットで勝負します。
新潟大賞典の様子から新潟相性がまだわからない感じではありますが、大阪杯のメンバー構成を考えるとこの馬の実力はやはりもっと上にあるとも思えますし、何より新潟大賞典は馬体重がプラス10キロで調整ミスの感もありました。また今回は調教も追ってからの反応がよく、今なら新潟で良い末脚が見られるような状態だと思います。
騎乗停止明けの三浦騎手ですが、ここで鬱憤はらしを期待したいですね。

相手にはやはり新潟巧者のセイクリッドバレーでしょうか。
ここ2戦は期待を裏切る形になっていますが、距離コースを考えると今回は一番の勝負気配を感じます。
1人気にならないあたり、このへんできそうな気もしますしね。
丸山騎手ももう下手な騎乗はできないと思います。

その他注意すべきはオペラブラーボでしょうか。
馬齢的に避けたいところではありますが、この馬も新潟相性の良さをみせており、状態の良さからも怖い存在です。イメージ的にはゴールデンダリアのような感じですね。また鞍上がここで中舘騎手に乗り変わっているのも怖い部分です。

あとは、ムラがあるのでいつ走るかわからないナリタクリスタル、新潟も走れている上に軽斤量で怖い牝馬のプティプランセス、新潟記念の相性が良いサンライズベガ、好連対をみせている小倉記念組から穴馬でホワイトピルグリムあたりまで。

馬連
③-⑦ 500円
⑦-⑤⑥⑧⑨⑪ 各100円