この記事は「第50回 高松宮記念(GⅠ)」の予想記事です。
どうもキラです。
今日は高松宮記念(GⅠ)の過去10年の統計データを見ていきます。
統計データ(過去10年※阪神開催の2011年は除く)
タイム・ペース傾向
過去10年のタイムとペースは以下
年 | 馬場 | タイム | ペース |
2019年 | 良 | 1:07.3 | 33.2-34.1 |
2018年 | 良 | 1:08.5 | 33.3-35.2 |
2017年 | 稍 | 1:08.7 | 33.8-34.9 |
2016年 | 良 | 1:06.7 | 32.7-34.0 |
2015年 | 稍 | 1:08.5 | 34.0-34.5 |
2014年 | 不 | 1:12.2 | 34.5-37.7 |
2013年 | 良 | 1:08.1 | 34.3-33.8 |
2012年 | 良 | 1:10.3 | 34.5-35.8 |
2010年 | 良 | 1:07.9 | 33.5-35.1 |
タイム自体はそこまで縮まっている印象はないですが、近年ペースが速いラップで進んでいる傾向にあります。終始速いペースで走り切るため、上りの速い馬を優遇したい。
上りが良い馬
- アイラブテーラー
- グランアレグリア
- シヴァージ
- ステルヴィオ
- タワーオブロンドン
- ダイアトニック
- ノームコア
- モズアスコット
ローテーション
シルクロードS | 7頭 | 3-2-2 |
阪急杯 | 8頭 | 3-3-2 |
オーシャンS | 8頭 | 2-2-4 |
フェブラリーS | 1頭 | 0-1-0 |
京都牝馬S | 1頭 | 0-1-0 |
香港スプリント | 1頭 | 0-0-1 |
チェアマンズS(招待) | 1頭 | 1-0-0 |
主流はほぼほぼシルク組か阪急組かオーシャン組。その3組の23頭中、21頭がそのレースで3着以内、ないしは3人気以内だった。それにあてはまらなかった2頭も、5着か5人気というところなので、いずれにせよ掲示板以内か5人気以内だけを警戒しておけば良さそう。
今年の該当馬
- アウィルアウェイ(シルクロード・3人気/1着)
- ダイアトニック(阪急杯・1人気)
- クリノガウディー(阪急杯・3人気)
- ダノンスマッシュ(オーシャン・1人気/1着)
- ナックビーナス(オーシャン・3人気/2着)
- タワーオブロンドン(オーシャン・2人気/3着)
- モズスーパーフレア(シルクロード・2人気/4着)
- セイウンコウセイ(シルクロード・5着)
- ステルヴィオ(阪急杯・4人気/5着)
- ダイメイプリンセス(オーシャン・5人気)
- キングハート(オーシャン・5着)
馬齢・性別
4歳牡 | 6頭 | 3-0-3 |
4歳牝 | 1頭 | 0-0-1 |
5歳牡 | 5頭 | 3-1-1 |
5歳牝 | 4頭 | 1-1-2 |
6歳牡 | 8頭 | 0-6-2 |
6歳牝 | 1頭 | 0-1-0 |
7歳牡 | 2頭 | 2-0-0 |
7歳牝 | 0頭 | |
8歳以上牡 | 0頭 | |
8歳以上牝 | 0頭 |
※セン馬は牡馬にカウント
牡馬は勢いある充実期の若い世代が中心だが、経験豊富な7歳までが勝ち負けする。逆に8歳以降は実績なし。
そして牝馬はさらに範囲が狭くなり、5歳~6歳が勝ち負けになる指標。7歳以降は実績なし。
- ダイメイプリンセス(牝7)
- ティーハーフ(牡10)
- ナックビーナス(牝7)
人気
1人気 | 6頭 | 3-0-3 |
2人気 | 5頭 | 2-3-0 |
3人気 | 7頭 | 2-2-3 |
4人気 | 1頭 | 1-0-0 |
5人気 | 1頭 | 1-0-0 |
6人気 | 2頭 | 0-2-0 |
7人気 | 0頭 | |
8人気 | 1頭 | 0-1-0 |
9人気 | 0頭 | |
10人気 | 2頭 | 0-0-2 |
11人気以下 | 2頭 | 0-1-1 |
勝ち馬は5人気以内で収束している。1番人気の信頼度こそそんなに高くはないが、人気上位馬が勝利することはほぼ間違いない。
騎手
福永祐一 | 3回 | 2-0-1 |
M・デムーロ | 2回 | 1-0-1 |
岩田康誠 | 5回 | 1-2-2 |
幸英明 | 2回 | 1-1-0 |
松山弘平 | 2回 | 0-2-0 |
2勝は福永騎手のみ。馬券内のい回数で言えば5回という岩田騎手の成績は異常。
今年の該当馬
- タワーオブロンドン(福永祐一)
- モズアスコット(M・デムーロ)
- グルーヴィット(岩田康誠)
- セイウンコウセイ(幸英明)
- アウィルアウェイ(松山弘平)
枠
1 | 1頭 | 0-0-1 |
2 | 5頭 | 3-2-0 |
3 | 4頭 | 3-1-0 |
4 | 6頭 | 0-1-4 |
5 | 3頭 | 2-0-1 |
6 | 2頭 | 1-1-0 |
7 | 2頭 | 0-1-1 |
8 | 5頭 | 0-3-2 |
6枠の2頭は同年によるもの、7枠の2頭は同一馬で逃げ馬、という観点から、中途半端な外目の枠は不利傾向。近年は2~4枠が主流。
脚質
逃げ | 1頭 | 0-0-1 |
先行 | 12頭 | 6-4-2 |
差し | 7頭 | 3-1-3 |
追込 | 7頭 | 0-4-3 |
終始ペースの速い展開での先行勢がそのまま押し切る傾向が多い模様です。しかし、基本的には逃げ馬は直線で残れません。頭は先行・差しで絞り込むのが妥当です。
以上、高松宮記念の過去10年統計データ考察でした。
明日は調教考察からの最終結論を出す予定です。
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