この記事は「第87回 東京優駿(日本ダービー)(GⅠ)のレース回顧記事です。


 

どうもキラです。

今さら感は否めませんが…、夏競馬に3歳馬が出てくることや、秋クラシック戦線の予想のために、東京優駿(日本ダービー)(GⅠ)の回顧を改めてしておきます。

東京優駿(日本ダービー)(GⅠ)レース回顧

レースを振り返る

ハナを切ったのは大外ながら追い出していった⑱ウインカーネリアン。前走先月賞も前からで残れたことを考えると、ここも3番手以内は絶対いたいところでしたし、狙いどおりの逃げだったかと思います。

そして2番手は⑩コルテジア、3番手⑬ディープボンド、そして⑤コントレイルが皐月賞とは違い行き脚も付いて見事に理想的な位置ともいえるその後ろにつきました。

⑤コントレイルは、皐月賞のスタート直後の行き脚の悪かったことや、2000mがベストという中で2400mを走るなら脚を溜める必要があるのではないかという点があったり、差す競馬もできるとわかったことで、今回はどの位置で競馬するのかが注目でしたが、ここは定石通り前からいくことができ、結果的にこれが勝因にもなったと思われます。

逆に想定よりもかなり後ろだなと思ったのが僕の推し馬、⑫サリオスです。距離的には2400mは完全に範疇、その上、皐月賞では前であれだけタフなレースをしながら最後も脚を伸ばしたことを考えると、本当ならば今回の⑤コントレイルの位置にいるのがベストだったはずで、あの位置では他の16頭は置き去りにできても、コントレイルを交わすことはできません。レーン騎手のレース後の話を聞く限り、あの位置は想定通りだったようで、個人的にはその判断が実に残念に思えました。秋は是非とも違う騎手でのサリオスも見てみたいです。

少し脱線しました。道中は非常にゆったりとしたペース。このペースと、東京の高速馬場が合いまるとなると、なおのこと前にいる馬が有利になってきます。コントレイルを除き、この流れにうまく乗じたのがヴェルトライゼンデでしょう。皐月賞とは違い無理なく先団にとりつき、うまくレースを運び実力を存分に出したと言えます。最終コーナーは少々外を回らされて、早めに追い出す形になりましたが、それでも脚は失速することなく伸びていましたし、実は見た目以上にかなり強いレースをしていたと思います。

あとはみなさん知っての通り。外から⑫サリオスがかなり良い脚で伸びてくるも、近づいた瞬間に⑤コントレイルもスパート。脚を溜めていた⑤コントレイルに届くはずもなく、大きく突き放し一蹴。

結果的に⑤コントレイルは距離不安や出足の心配も無用なほど、力がそれを圧倒していたと言えるほどの強さだったと思います。

それにしても、皐月賞の回顧の時にも言いましたが、サリオスはつくづく運のない馬です。

この写真だけ見ればダービー圧勝ですよね。皐月賞も3着との差は圧倒的でしたし、コントレイルがいなければ、例年の牡馬クラシックであればサリオスは3冠を取っていたと思います。まぁこんなことを言っていてもしょうがないのですが…

しかしながら、菊花賞はサリオスに軍配が上がると思っています。そもそもコントレイルは菊花賞にいくのか?という話ですが、3冠リーチとなっている事、ディープインパクト産駒であるという2点から言っても、菊花賞へ向かうのは間違いないかと思っています。ま、三冠はサリオスが食い止めますので、個人的にはコントレイルは天皇賞(秋)に行った方が良いと思いますけど(o `▽´ )oΨ けど、コントレイルのいない舞台で勝利しても意味はないので(意味なくはないですが)、本心的には再度対決を願っています。

その他の各馬短評

ウインカーネリアンは逃げて負けたというよりは、単純に調子がイマイチだったかと思います。距離が長すぎたというのもありますが、たとえ距離が長すぎであったとしても、2000mが走れる以上、あんなに早くバテて大敗するのはちょっと違和感ですからね。今年すでに5戦は明らかに多いかったでしょう。しかしながら、2000mがベストなのは間違いないです。あと、個人的には洋芝が合いそうな気がしているので、札幌記念あたりが面白そうだと思ってますが、休養を取るなら夏はしっかり休んだ方が良いかもですね。

ちょっと驚きだったのはガロアクリーク。この馬ちょっとよくわかりませんね。結局2400mは持ったと言うべきなのか。今回メンバー中、一番距離不安を抱えていた馬ですが、いつもよりかなり前で競馬しつつも、最後もしっかり脚を伸ばし、決してバテてはいませんでした。5着ディープボンドとハナ差でしたからね、上出来ともいえる内容です。

もったいない印象が拭えないのはやはりサトノインプレッサ。ゴール手前、馬群をかいくぐってあわや3着というところまで詰めていましたが、そもそもこの馬はもう出遅れが癖ついてしまいっていて、末脚が得意なのか、末脚勝負するしかないのかわかりません(まるでシルフィードです)。こんな感じで毎日杯も勝ってしまってますから、出遅れがなければさらに強いのでは?という期待もあります。それにしても、ダービーでの坂井騎手の騎乗は秀逸でした。一見、直線でバタバタしてしまっている感じに見えますが、状況に応じて臨機応変にその時の最善を選択しているのがよくわかります。特に、最後は馬1頭分ほどしかないスペースからインをついて抜けてきたのは光った騎乗。あの突っ込みで減速しないのは見た目以上にすごいと言えます。

見直し必要な馬としては、ヴェルトライゼンデ、ブラックホールあたりを挙げたいです。このあたりはダービーの考察の時にも言いましたが、皐月賞の負けだけでかなり評価を下げられた馬たちで、実際の実力はそこまで低くありません。

実際、ヴェルトライゼンデは3着に入りましたし、皐月賞の時から目をかけているブラックホールはコントレイルと変わらない、サリオスと同じ上り34.1秒を出していますし、今後もまだまだ結果を残せる馬だと思います。

特にブラックホールは、さすがはゴールドシップ産駒といったところでまだまだ距離が伸びても問題なく、正直菊花賞狙えるのでは?とさえ思っています。皐月賞もダービーもだいぶ後方からの競馬になったので上りが速くなるのはそうなんですが、それでも皐月賞上り3位、ダービー上り2位は立派ですし、毎回良い脚を使っていながらそれでも掲示板にも載れていないのを考えると、距離がまだ足りない?と思いたくもなりますからね。できれば秋は外国人騎手、武豊騎手、せめて吉田豊騎手か津村騎手に主戦になってもらいたいところではありますが…何にしても秋は楽しみです。

 

 

以上、東京優駿(日本ダービー)(GⅠ)のレース回顧でした。

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