この記事は「第52回 函館2歳ステークス(GⅢ)」の予想記事です。
どうもキラです。
第52回 函館2歳ステークス(GⅢ)の最終予想をおこなっていきます。
函館2歳ステークス(GⅢ)コースデータ
函館・芝1200m
コースの特徴
- 競馬場自体もそれほど大きくなく、典型的な小回りコース
- 使われている芝が欧州で使われる洋芝のため、馬場が柔らかく時計がかかりやすい ⇒ 欧州血統やパワータイプの馬が狙い目
- 最初のコーナーまで距離がある程度あるため、枠による有利不利はない
- スタート直後から上り坂にもかかわらず、前有利の傾向からハイペースになりやすい
- 3コーナー途中から下り坂になり加速がつくため、後方の馬はここまでにある程度押し上げておきたい
函館2歳ステークス(GⅢ)ポイント
- 2歳のまだまだ成長段階であることから持ち時計はあまり当てにならない(よほどいい時計が出ている時は別)
- スプリント戦ではあるものの、洋芝でスタート直後に坂があることを考えてもそこそこスタミナを要するため、1400m、1600mあたりで先行して勝負ができる馬が狙い目
- 血統は母父にサクラバクシンオーがいると好走傾向。また、ディープインパクト産駒が思ったほど過去絡んでいない。ダイワメジャー産駒は良い意味で少し注意。
- 2歳馬でもある程度の馬体重がある方が好走している。できれば460キロ以上、最低でも430キロは欲しいところ。
- 昔は牝馬好走傾向にあったが、今はどちらもあまり関係なし。
函館2歳ステークス(GⅢ)最終結論
持ち時計があまり当てにならない2歳戦ですが、さすがにコースレコードをマークした⑮モンファボリ1分8.7秒は無視できません。近年は2歳の函館・芝1200mはタイムも年々速くなっており、9秒台もかなり増えてきましたが、それをもさらにしのぐ8秒台。これは評価せざるを得ないと思います。
血統で言っても、Frankel産駒で⑮モンファボリだけが唯一の欧州血統。洋芝の相性もお墨付きと言えます。
ただ、ここでひとつ怖いのが⑮モンファボリの馬体重。小柄で410キロほどしかありません。函館2歳ステークスは、スタミナも要しますし、大型馬が好走傾向にある中、スピードがどこまでそれを覆せるのかがカギになりそうです。
⑮モンファボリを一つの指標として考えるのであれば、まず考えないといけないのは、今年は逃げ馬多数ということ。しかし、それでもやはり⑮モンファボリが逃げる格好となりそうですので、他の逃げ馬は、理論的には上がりで⑮モンファボリより鋭い脚が使えないと勝てないことになります。
そこで面白い存在になりそうなのが⑫ルーチェドーロです。前走新馬戦は1000mでしたが、逃げて、しかもダートでありながら最後は35.2秒の脚を使っています。これは想像以上に速い脚です。当然レコードでしたしね。もし前に位置しながらモンファボリを差し切るとすれば、この馬が一番可能性あるかもしれません。
他で前に位置する馬の中で速い脚が使えそうな馬がいないので、あとは差し・追い込み勢が狙い目になると思います。
そうなってくると注目しておきたいのは③ラヴケリー。前走は同じ条件で、逃げながら最後は34.5秒の脚を使っていまが、今回は控える競馬をすると陣営も言っていますので、今回は差しの競馬というのは間違いなさそうです。前走スタートもあまり良くなかったことを考えると、これは良策ではないでしょうか。
もう一頭は⑪グレイトミッションでしょうか。すでに1400mで結果を残しているのは大きく、スタミナ要する洋芝ではプラス要因。またダイワーメジャー産駒もこのレースわりと相性良いですので、そういう意味でも注視したい一頭です。
函館2歳ステークス(GⅢ)買い目
馬券形式 | 買い目 | ベット荷重 |
馬連 | ⑫-⑮ | ★★★★★ |
⑮-⑪ | ★★★ | |
⑪-⑫ | ★★ | |
③-⑪⑫⑮ | ★ |
自信度:C
以上、函館2歳ステークス(GⅢ)の予想でした。
よかったらランキングクリックも宜しくお願いします!