第20回 アイビスサマーダッシュ(GⅢ)【データ・調教・最終予想・買い目】

この記事は「第20回 アイビスサマーダッシュ(GⅢ)の予想記事です。


 

どうもキラです。

第20回 アイビスサマーダッシュ(GⅢ)の最終予想をおこなっていきます。

アイビスサマーダッシュ(GⅢ)コースデータ

新潟・芝1000m

画像元:http://www.jra.go.jp/

コースの特徴

  • 日本で唯一直線コースをもつ競馬場。
  • スタート後、300mくらいで下り坂があり、ここで一度加速する。
  • 直線コースなので枠による距離ロスはないため、荒れた内に対して外が極端に馬場が良いことから完全に外枠有利。スタート後、内の馬が外に寄ってくるので、距離的にも実際は外枠が有利と言える。
  • 差し決まりやすい新潟だが、この1000m戦だけは逃げ先行が有利。

 

アイビスサマーダッシュ(GⅢ)ポイント

  • 51キロの軽斤量で臨める3歳牝馬がこの6年で3頭馬券に絡んでいる
  • ローテーション的には昔はCBC賞・函館SS・バーデンバーデンCが主流だったが、最近では2014年に新設された韋駄天S組が主流
  • 前年に好走した馬は近走の成績関係なく注意が必要
  • 決着タイムは54秒台前半、早ければ53秒台もありえる

 

アイビスサマーダッシュ(GⅢ)最終結論

まず物差しとして考えなければいけない去年の覇者⑬ライオンボスですが、1000mの相性もいいのは周知ですし、ここでも絶対的人気なのは当然です。

数字だけで見ていると、どうしてもハズせない存在ではありますが・・・ただ、色んな落とし穴があるのがこのアイビスサマーダッシュです。

まず、そのライオンボスの去年の勝ち方ですが、スタートも良く、早め早めに外ラチ沿いに出して外から主張していたブロワの前をもぎ取ってそのまま常に良い芝を走ってゴール、という展開でした。無駄のないレース運びでこれ以上ない展開だったと思います。

しかしながら、2着のカッパツハッチとの差が0.1秒差しかなかったのは少々疑問です。決着タイムも55.1秒と少々遅め。メンバーに恵まれた?というのも考えられなくはないです。

 

1000mという直線レースでは、とにかく外枠が有利で、いかに外ラチ沿いの良い芝を走れるかが勝利へのカギとなります。

つまり、自分よりも外枠に前に行く馬がいれば自然と後手に回ることとなり、それだけロスを強いられることになります。

去年のライオンボスは無駄ゼロのレースでした。では今年はどうでしょうか?すぐ隣の⑭ゴールドクイーンも前を主張するかと思いますし、初芝とはいえ⑮モンペルデュも逃げ馬です。加えて今年は去年よりも斤量が1キロ重いという点。

そして、去年の鞍上は田辺騎手で、前を行こうとしたブロワからコースをもぎ取った騎乗は、かなり強気な騎乗で、去年の優勝はこの騎乗あってのものと言っても過言ではありません。今年は主戦騎手でもある鮫島騎手が騎乗。強引さと思い切りの良さにおいて少々不安点もあります。

そして、前走の韋駄天ステークスは、斤量差もあったとはいえ、終始外ラチ沿いを走られたジョーカナチャンにギリギリ追い付いたという辛勝で、1000mのスペシャリストとしてはちょっと不甲斐ないレースでした。

展開予想としては、ライオンボスよりも内枠の馬が、ライオンボスより前に位置することはないと思いますが、それより外の馬に関しては、騎手の腕が問われます。

となると、ここで気になるのは、⑯クールティアラ。前走・韋駄天ステークスでも16枠という絶好枠であったものの、スタート直後に追う気配もなく、控える競馬をあえて選んだ格好でそのまま伸びずに6着という結果。直近の同条件レースで、外枠ながら結果が出なかったというのが災いし、現在11人気とかなり人気も落ち込んでいますが、個人的には前走のレースは当てにならないと思っています。

去年のルミエールオータムDで理想的なレース運びをしたにもかかわらず、ズルズル後退して大敗を喫したことで、陣営はもまれ弱い面を気にしていましたが、正直なところ、あの負けは別の理由も十分に考えられます。

本来この馬は逃げ・先行を得意としている馬。芝転向直後の稲妻ステークス(新潟・芝1000m)でもハナを主張してあっさり勝っている点からも、前走の韋駄天ステークスの負けを踏まえて明日はハナを主張してくる可能性は十分あり得るのではないかと思っています。

鞍上が石橋騎手になり、新潟1000mの実績は申し分ない騎手ですので、その辺からも今回は前を主張する判断も期待できます。前走は申し訳ないですが菅原騎手という点で力が十二分に発揮できていたようにも思えませんし、そんな中でも上がり32.4は決して悪い時計じゃありません。前にいたままそのままその足が使えれば勝機も十分です。

 

あとは、芝でもどれだけの先行力が出せるか未知な部分も多い⑭ゴールドクイーン、⑮モンペルデュを抑え、去年2着ながらこれまた内目の枠で人気を落としている④カッパツハッチ、差し勢からは⑤ナランフレグ一頭のみで、その他の差し勢は⑧ダイメイプリンセス含めばっさり切り捨てます。

 

今回は、⑬ライオンボスの不安要素をたくさん上げましたが、とはいっても⑬ライオンボス有力の構図が変わるわけではありません。ただ、夏競馬は高配当がでやすいこともあり、あらゆる可能性にきたいはしたいです笑

 

アイビスサマーダッシュ(GⅢ)買い目

馬券形式 買い目 ベット荷重
馬連 ⑯-⑬ ★★★★★
⑬⑯-④⑤⑭⑮ ★★
④⑤⑭⑮BOX
ワイド ⑯-総流し

自信度:C

 

以上、アイビスサマーダッシュ(GⅢ)の予想でした。

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