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この記事は「第70回 中山金杯(GⅢ)」の予想記事です。
どうもキラです。
本年もどうぞよろしくお願いします。
というわけで2021年一発目は金杯予想です。
※京都金杯(GⅢ)の予想は⇒コチラ
中山金杯(GⅢ) コースデータ
中山・芝2000m
コースの特徴
- 全4コーナーを回る小回りコース。小回りの利く器用さが重要
- 最終直線は日本屈指の2.2mの急勾配が潜んでおり、距離が短いことから差し切るには相当のパワーがいる
- 馬場が荒れやすく、時計がかかりやすい
- ただ9月開催は野芝主体でおこわれるため高速馬場になりやすく、逃げ・先行によるスピード決着になりやすい
コースポイント結論 ⇒ 紛れが少ないことから勝ち馬は実績馬・人気馬になることが多い
中山金杯(GⅢ) ポイント
- 4歳馬は古馬初戦で斤量も変わるため、人気して飛ぶケースも多い
- コース変更で馬場が良好なことから立ち回りがうまく運べた馬が有利になる ⇒比較的前残りしやすい
- スタート直後に急勾配があり比較的すぐペースが落ち着くためスローになりやすい
- 極端な上り勝負にはならないため、最終コーナーの時点で後続にいると馬券内には入れない
中山金杯(GⅢ) 馬場情報
今開催は野芝に洋芝(イタリアンライグラス)をオーバーシードした状態で施行
使用コース:Cコース(今開催から)
クッション値 | 含水率(G前-4C) | |
---|---|---|
1月4日9:00 | 9.9 | 11.9-10.7% |
・ 凍結防止および芝保護のため、日陰部等のシート養生を行う場合あり
・ 芝の生育管理のため、中間日に散水を実施
3日に散水を実施されているのでクッション値が9.9まで下がってはいますが、それでもやや硬め寄りの標準値で時計は出やすい馬場。レースでは外に回す分だけロスになると言えます。
中山金杯(GⅢ) 出走表
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
---|---|---|---|---|
1 | ロードクエスト | 牡8 | 56 | 西村 |
2 | テリトーリアル | 牡7 | 56.5 | 石川 |
3 | ココロノトウダイ | 牡4 | 53 | 丸山 |
4 | マイネルサーパス | 牡5 | 56.5 | 丹内 |
5 | ショウナンバルディ | 牡5 | 54 | 津村 |
6 | カデナ | 牡7 | 58 | 三浦 |
7 | マウントゴールド | 牡8 | 56 | 内田 |
8 | リュヌルージュ | 牝6 | 52 | 中井 |
9 | ヒシイグアス | 牡5 | 54 | 松山 |
10 |
アールスター
|
牡6 | 56 | 長岡 |
11 | ディープボンド | 牡4 | 56 | 和田 |
12 | ロザムール | 牝5 | 52 | 北村 |
13 | シークレットラン | 牡5 | 54 | 横山武 |
14 | ヴァンケドミンゴ | 牡5 | 56 | 藤岡康 |
15 | ダーリントンホール | 牡4 | 55 | Mデム |
16 | ウインイクシード | 牡7 | 56 | 戸崎 |
17 | バイオスパーク | 牡6 | 57 | 池添 |
中山金杯(GⅢ) 好調教馬
馬名 | 評価 |
---|---|
ココロノトウダイ
|
A |
ショウナンバルディ
|
B |
リュヌルージュ | B |
中山金杯(GⅢ) 考察
中山金杯は比較的実績馬が好走しやすいレース。そのため、ハンデ戦でも58キロなどの高斤量馬はむしろ狙い目だったりします。
ただ、それは勝ち馬に関しての話。1着馬が5人気以内の上位人気馬で決まりやすい反面、2着・3着は人気薄もガンガンきます。
ではどういった人気薄の馬が来るのか。
まず、例年のことですが、年明けで中山の芝コースはCコースへ変更となります。AコースからCコースの変更なので、柵の位置は6メートルほど外になるため、全体的に馬場は良好になり、内と外ではその差もほとんどなくなります。しかも中山金杯はその開幕週。道中の位置取りも含め、いかにロスなく立ち回れるかでかなり命運も分かれてきます。
去年11番人気で3着に入ったテリトーリアルはまさに道中うまく立ち回った馬だと言えます。コース替わりの開幕週で内の馬場は荒れていないため、1枠であることですでにロスのなさは大きく有利です。そして道中は中団ながら最内で経済コースを通っていました。こうなるとあとは直線でそこまで貯めた脚を使って伸びるだけです。本来のテリトーリアルの末脚は、このメンバーでは下位と言える実力。しかし、最後脚を伸ばせたということは、それほどまでに道中の立ち回りは結果に大きく影響するとも言い換えられます。
枠的には、今年も内枠に入った②テリトーリアル、③ココロノトウダイあたりはロスなく位置取りができそうですし、立ち回りがうまい騎手で言えば松山騎手、北村宏司騎手あたりが注目かと思います。
気になるオカルトデータ
近3年、ウインの馬が馬券に絡んでいます。
2020年 ウインイクシード 6人気2着 松岡騎手
2019年 ウインブライト 3人気1着 松岡騎手
2018年 ウインブライト 2人気2着 松岡騎手
ウインの馬には松岡騎手が騎乗することが多いため、必然的に松岡騎手も3年連続で馬券に絡んでいるとも言えます。
ここでの共通点は、「福島記念(GⅢ)」を経由し、そこでそこそこ好走している、ということでしょうか。
これは何が言えるかというと、どちらもコーナー4回をまわる小回りコースで立ち回りが重要視されるコースであることから、そこでの好走がもろに反映されるということです。特に、前でレースした結果が反映されやすいです。
つまり、何も福島記念でなくてもいいわけで、同様の条件のコースで前目で好走していればそれは軽視しないほうが良いと言えます。
今回メンバーの近走の中で、それに該当しそうなレースは「福島記念」と「フルーツラインカップ」あたり。去年も3着の②テリトーリアルと、前走良い勝ち方をした③ココロノトウダイあたりはまさにこれに当てはまるかと思います。
以上の考察とデータを踏まえ、最終結論に入ります。
中山金杯(GⅢ) 最終結論
◎ note参照
〇 ③ココロノトウダイ
▲ ②テリトーリアル
△ note参照
△ note参照
以上、中山金杯(GⅢ)の予想でした。
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