登録馬が22頭もいたはずなのですが、結局出走は10頭のみ。
強豪馬がそろっているという事で、回避してる馬も多そうですね。

たしかに今年の日経賞は過去数年の中でも一番といえるほど好メンバー必死の顔ぶれ。
そんな中でもおそらく3強という感じで人気が集まるのではないでしょうか?

しかし今回、個人的にはこの3強はすごく不安で仕方ありません。

橋口調教師が言うように、どうもローズキングダムは順調とはいえぬ感じで、仕上がりに不満がある様子です。
その上今回は59キロのハンデというのも気になります。
そもそもが抜けた力を持っているので、本来ならどちらか一方の理由だけであれば大概の相手は押し切れてしまうのかもしれないですが、さすがにこの要素二つは懸念されます。

また、ここまで外国人騎手で結果を残してきたトゥザグローリーは、ここで福永騎手に乗り替わり。しかも、転厩初戦です。馬も陣営も、いつもと違うという要素がありますので、絶対的な安心感はありません。

そしてペルーサも横山騎手に乗り替わりですね。また、ゲート練習もこなし、癖は直ってきているとはいえ、やはり出遅れ癖は不安です。有馬記念と同じ中山のゲートならまだしも、中山であるはずの日経賞が今年は阪神ですからね。58キロも初ですし、この馬も不安点は多いです。

という事もあり、ここで・・・、ある期待がよぎります。

『もし、この3強どれもこなかったら・・・』

まず高配当ですよね;
しかもこの出走数ですから、それ以外の馬での組み合わせはそう多くはないです。

2強・3強といわれる場合、1・2頭が飛ぶ可能性があっても、少なくとも1頭くらいは結果を残すものです。
しかし、このエース級の3頭がすべて飛んだら・・・・、そう考えると少しワクワクします(笑)
(こういう邪道な考えをしている時というのは大概ハズれて痛い目をみるのですがね;)

個人的にはそんな中、この距離のGⅡ2勝を挙げているミヤビランベリに期待をしてしまいます。
前走はあきらかに距離が長すぎましたからね。
2500mは4戦して3勝、唯一の負けは有馬記念ですから、今回は巻き返し充分なのではないでしょうか?

もう一頭、おなじ4歳でGⅠ馬のビッグウィークがいますが、この馬はローズキングダム同様、馬体重が460キロ前後という中型馬ですので、斤量59キロはかなり負担になるはずですので、あまり期待はもてません。

と、ここまでかなり夢見がちな憶測を立てていますが、けどさすがに連対2頭共に3強が絡まない事はないかもしれなくても、ここに別の馬が喰って入る可能性は十二分にあるとは思います。

本当はジャミールやヒルノダムールがこちらに出走してたらかなり狙い目だったんですけどね;