例年、出走数の少ない大阪杯ですが、今年は日経賞を回避する馬が多い事からも、少し多めの15頭。
GⅠ馬4頭と、こちらも豪勢なメンバー構成となっています。

毎年そこそこ順当な決着でしたが、昨年は大波乱が起きました。
今年もそれが起きないとも限りませんので、そこから共通点を見い出し、今年の予想に反映させたいと思います。

まずは斤量。
59キロ馬は重ハンデでありながらも、毎年一頭は馬券に絡んでいる事からも実績は大きく反映されます。
よって斤量による切り捨てはそこまで必要なさそうです。

そしてローテーション。
過去4年、出走した全頭の前走レースとその結果は以下

注目すべきは年明けのGⅡ組。中でも中山記念組とAJCC組はその時の結果がどうであれ要注意です。
去年のテイエムアンコールもこの中山記念組でした。
間隔も空いていなく、状態を維持できている年明け組みなら、GⅠ組の馬にも対抗できるという表れともいえます。
京都記念組はまた少し別で、強豪馬が揃いやすい事からも全馬重賞馬であり、馬券内は2頭ともGⅠ馬でした。

一方GⅠ組ですが、その内訳は有馬記念とJC、菊花賞のみとなっており、このうち2勝したのはどちらも有馬記念組で、どちらも当日1人気でした。また、2着の馬はJC組で、これも当日1人気の馬。
こうなってくると、ドリジャやエイシンフラッシュは厳しい立ち位置になります。
(※どちらかが今回1人気になるのなら問題ないですが、おそらくそれはないと思うので…)

そして、OPや準OPなどから参戦してくる上がり馬や、ダート戦を経由しているような馬は、ここでは太刀打ちできていません。

このへんを今回のメンバーに当てはめると

中山記念組
③ミッキードリーム
⑤キャプテントゥーレ

京都記念組
⑧ヒルノダムール
⑩ダノンシャンティ

有馬記念組
⑦ドリームジャーニー
⑮エイシンフラッシュ

有馬組は2頭とも1人気になるとは思えないので、残るのは

③ミッキードリーム
⑤キャプテントゥーレ
⑧ヒルノダムール
⑩ダノンシャンティ

4頭だけとなりましたね。
こうなってくると、ミッキードリームがとてもこわいです(笑)
たしかに前走は長期休養明けでしたし、ひと叩きされている今回は一変の可能性もあります。
なんといっても黄金世代の4歳ですからね。
そして鞍上も阪神大賞典で改心の騎乗を見せ、今ノっている和田騎手。
番狂わせの可能性くらいはあると思います。

まぁあくまで、斤量とローテーションの背景からのひとつの考えなので、これが確実にハマるという保証はありません(笑)

これに調教具合などを反映させ、最終結論にもっていきたいですね。