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前にも書いたかもしれませんが、今年の3歳馬はどうもレベルがあまり高くないように思います。ディープ産駒だけが通常レベルで、他が弱いのだと思います。だからディープ産駒が強く見えてしまう、そんなカラクリな気がします。

毎年、前評判の馬が確実に結果を残す弥生賞とチューリップ賞ですが、今年はどちらも波乱の結果となってしまいました。たしかに、天候の影響で馬場が悪く、そういう理由もあるでしょう。しかし、強い馬というのはどんな状況下でも勝つのがスター馬というものです。

ちなみに、弥生賞、チューリップ賞が荒れた年というのは、かならず皐月賞も桜花賞も荒れます。

弥生賞はたいがいが1人気の馬か2人気の馬が勝つレースです。近年もしばらく堅いレースでしたが、さかのぼること10年前の弥生賞では4人気のバランスオブゲームが勝ち、その年の皐月賞は1着が15人気のノーリーズン、2着は8人気のタイガーカフェという大波乱が起きました。

チューリップ賞も4年前の2008年、1人気のトールポピーがやぶれ、5人気のエアパスカルが勝ちました。そしてその年の桜花賞は、馬券史上にも記録に残った1着12人気のレジネッタ、2着15人気のエフティマイアという大波乱が起きました。

つまり、弥生賞とチューリップ賞は、いわば筋書き通りでなければいけないレースで、伏兵がきてはいけないレースなのです。これを考えると、今年の皐月賞、桜花賞は、どう考えてもスムーズな結果になる気がしません。

なんだか今年の皐月賞・桜花賞の予想は、気が重いです;;;

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