京成杯(GⅢ)【データ・調教・最終予想・買い目】

 

この記事は「京成杯(GⅢ)の予想記事です。

 

京成杯(GⅢ) コースデータ

中山・芝2000m(内回り)

画像元:http://www.jra.go.jp/

同条件のレース:皐月賞ホープフルステークス弥生賞京成杯紫苑ステークス中山金杯

コースの特徴

  • スタート直後に急坂を迎えるため、ペースが落ち着きスローペースになりやすい
  • 枠による大きな不利はないが、コーナー4つを回る小回りコースのため終始外を回らされると距離ロスをする
  • 急坂を2度迎えるため、実際の2000mよりもタフなレースになりやすく、先行馬は序盤に脚を使うと最後まで持たない
  • 馬場が荒れて時計の掛かる馬場の時はパワー型の血統が、9月などの高速馬場の場合はスピード型の血統が狙い目

京成杯(GⅢ) 過去からの傾向

過去10年からの統計データから、今回の出走馬で該当する馬としない馬を判別し、予想の参考にしていきます。

ただし、当ブログはデータ派ではないため、統計データは参考にはするものの、過去に来なかったケースの馬でも調教や血統、枠などから残す場合もありますのでご注意ください。

スタミナ勝負の実績必須

スタート直後の急坂の影響から、基本的にペースはスロー。ハイペースになっても後半かなり時計が落ち込むため、過去10年で2分00秒台の決着はなく、スピード勝負ではなくスタミナ勝負の戦いになる。

よってこのレースでは1800m以上の実績が必須(地方馬は除く)。

過去10年でも、地方馬を除く29頭中24頭に2000mで3着以内の実績があった。
残りの5頭は全

 

 

 

 

京成杯(GⅢ) 血統

出走馬の血統

過去10年の血統背景

 

血統面で推せる馬

 

京成杯(GⅢ) 追い切り

調教面で推せる馬

 

調教面で不安の残る馬

 

外厩情報

 

京成杯(GⅢ) 陣営コメント

京成杯(GⅢ) トラックバイアス

京成杯(GⅢ) 最終結論

過去傾向・血統・追い切り、枠順、これらから今回のティア表は以下

S:

A:

B:

C:

D:

自信度:A

各馬短評

 

 

 

 

馬券買い目

馬券形式 買い目 自信度
★★★
計  点

京成杯(GⅢ) 結果&回顧

ここで回顧をおこなうことで、各馬の次走の予想や、来年の同レースを予想の際に役立てます☝

 

 

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過去の予想と結果

▼ 2023年

京成杯(GⅢ) 過去からの傾向

過去10年からの統計データから、今回の出走馬で該当する馬としない馬を判別し、予想の参考にしていきます。

ただし、当ブログはデータ派ではないため、統計データは参考にはするものの、過去に来なかったケースの馬でも調教や血統、枠などから残す場合もありますのでご注意ください。

スタミナ勝負の実績必須

スタート直後の急坂の影響から、基本的にペースはスロー。ハイペースになっても後半かなり時計が落ち込むため、過去10年で2分00秒台の決着はなく、スピード勝負ではなくスタミナ勝負の戦いになる。

よってこのレースでは1800m以上の実績が必須(地方馬は除く)。

過去10年でも、地方馬を除く29頭中24頭に2000mで3着以内の実績があった。
残りの5頭は全て2000m未経験で1800mで1着の実績あり。
さらに、1800mに1着の実績があっても、2000mの経験があってそこで4着以下の実績しかない馬は過去一度も来たことがなく、2000mを経験した馬は3着以内の経験がなければいけないことになる。

今回の出走馬でこれらに該当できなかった馬
シャンパンカラー(実績が1600mのみ)
シルバースペード(1800m以上で1着の実績なし)
オメガリッチマン(2000mで5着まで)

逃げ馬不利?

過去10年の馬券内馬30頭の脚質内訳は

逃げ (0-1-0)
先行 (4-3-3)
差し (3-2-2)
追込 (2-3-4)

特に偏りはないが、逃げ馬の1着は無し。
これは2度の急坂でタフなレースになりやすいことが要因で、最後の坂で必ず差されてしまう。

今回の出走馬で逃げそうな馬
グラニット>シャンパンカラー、シーウィザード>シルヴァーデューク、ソールオリエンス

ただし、だからといって差しが良いとかそういうことではなく、タフなレースでも脚を伸ばせる馬、というのがこれに適合する馬です。毎回上がりが上位でも、加速しやすい馬場で瞬発力が活きているだけの馬はここでは危ないです。

これに該当しそうな馬
シャンパンカラー

好調さは必須

前走でどのレースをつかったかは特に重要ではないが、前走が重賞以外の場合は3着以内は必須で過去10年それに該当できなかった馬が馬券内に入ったことは無い。

GⅡ・GⅢの場合だと掲示板内は必須。

前走がGⅠの場合は特に気にする必要はない。

今回の出走馬でこれに該当できなかった馬
オメガリッチマン
シルバースペード

社台系生産馬は避けられない

過去10年の30頭中、実に19頭が社台系生産馬。さらにそのうち13頭がノーザンファーム産駒。
馬券内に社台系生産馬が入っていなかったのは2017年の1度のみだった。

今年の出走馬での社台系生産馬
オメガリッチマン(社台ファーム)
シャンパンカラー(社台ファーム)
セブンマジシャン(ノーザンファーム)
ソールオリエンス(社台ファーム)

中山実績の影響

過去10年の30頭中、中山経験のあった馬は約半数の16頭。中山経験の有無は特に問題はない。

ただし、その中山実績がホープフルSと朝日杯FSを除いた場合、すべて3着以内の馬だった。これは、ほぼ同条件の内容で、重賞クラスではないメンバー構成で負けるようであればここでは勝ち負けができない、ということがわかる。

今回の出走馬で重賞以外の中山で4着以下になったことがある馬
オメガリッチマン
サヴォーナ

京成杯(GⅢ) 血統

2023年出走馬の血統

過去10年の血統背景

過去10年の馬券内30頭の内、26頭の馬の父か母父にターントゥ系の血が入っている。
ターントゥ系が入っていない残り4頭は、キングマンボ系かグレイソヴリン系が入っており、その他のケースは無い。
また、ノーザンダンサー系に関してはほぼダンチヒ系のみ。父馬に関してはハービンジャー産駒のみという偏った傾向。

今回に出走馬でターントゥ系が入っていない馬
シャンパンカラー
ただし、父がキングマンボ系なのでここはセーフ。

血統面で推せる馬

シルヴァーデューク
父:シルバーステート(ディープインパクト系)
母父:ロックオブジブラルタル(ダンチヒ系)

5代目までのクロスには、サンデーサイレンス 3 x 3、Hail to Reason 5 x 5 x 5、Northern Dancer 5 x 5 x 5 とこのレースの傾向的にも◎。

また、母父ロックオブジブラルタルというのは過去にも2018年にジェネラーレウーノが勝利しており、血統背景的にも良い。

ただ、唯一不安点があるとすれば距離問題。これに近い配合で
ミッキーアイル
父:ディープインパクト
母父:ロックオブジブラルタル(ダンチヒ系)
という名スプリンターがいるのが少々怖い点。

京成杯(GⅢ) 追い切り

調教面で推せる馬
①サヴォーナ
④ソールオリエンス
⑨シャンパンカラー
調教面で不安の残る馬
なし
外厩情報
12/16 ①サヴォーナ 大山ヒルズ
12/17 ⑤シルヴァーデューク ノーザンFしがらき
12/20 ④ソールオリエンス 山元トレセン
12/22 ⑨シャンパンカラー 山元トレセン
12/23 ⑥シルバースペード 阿見トレセン

京成杯(GⅢ) 陣営コメント

京成杯(GⅢ) トラックバイアス

京成杯(GⅢ) 最終結論

過去傾向・血統・追い切り、枠順、これらから今回のティア表は以下

S:セブンマジシャン

A:なし

B:シルヴァーデューク、サヴォーナ

C:ソールオリエンス、シーウィザード

D:その他

自信度:A

各馬短評

⑦セブンマジシャン

前走ホープフルステークスは、まずまずのスタートを切りながら、レース中盤までずっと手綱を引いて無理に馬を抑え込んでいる感じで、そのせいか最後も脚を伸ばしながら一掃するようなキレる脚は出せませんでした。ここは、単純に相手レベルが下がるのだとすればその差は一目瞭然。さらに鞍上もMデムーロ騎手からルメール騎手になり、スタートも道中の折り合いも一切心配はなくなりました。現在なぜか2人気で落ち着いていますが、ここは断然1人気でもおかしくない存在で、まず馬券外になることは考えにくいでしょう。

⑤シルヴァーデューク

ここ2戦はマイル重賞を使われ、惜しいレースが続いています。ただこの2レースを見ればわかりますが、最後脚を伸ばしてはいるものの、キレる脚ではないので抜け出す感じではなく、1600mでは少々忙しい印象でした。この馬に向くのはタフな展開かもう少し長い距離。そういったレースでもズルズル下がることがなく、ジリジリと脚を伸ばして馬券内に残る、というレースができる馬かと思います。新潟の未勝利戦で直線が長い上がり勝負のコースであるにもかかわらず最後抜け出たのはそういった特徴から。血統的に距離延長はどうかという感じに見えますが、レース内容を見る限り距離延長の方が合うと思われ、陣営もそれを思ってここへ出走してきてるものだと思われます(普通であればシンザン記念を使うはずなので)。

④ソールオリエンス

新馬戦で辛勝となったため着差だけを見ると不安になりますが、その相手のレーベンスティールも次走の未勝利戦で0.6秒差の快勝をみせたあたり、新馬戦は相手も強かったと見て取れます。父馬は今旬のイクイノックスと同じキタサンブラック。母父がサドラーズウェルズ系なのでできれば2400mとかもっと距離が長い方が合う気もしますが、兄ヴァンドギャルドが1600~1800で活躍し、富士ステークス勝利やドバイターフ3着になっている点を考えてもそのあたりは問題なし。またキタサンブラック産駒なら中山の適性も問題なし。ただ、そこまで抜けた存在かと言われるとそうではないので有力馬の一角、までくらいに考えるのが妥当です。

⑨シャンパンカラー

人気の一角シャンパンカラーはやはり実績がマイルまでしかないのが難点。さらに経験が東京コースのみというのも不安材料。さらに血統的には父は名血ドゥラメンテではあるものの、母父Reckless Abandonが芝1000~1200mで活躍した馬。しかも活躍期がキッチリ2歳までで3歳以降は未勝利だった点も早熟傾向が否めない。以上の点から今回は軽視。

馬券買い目

馬券形式 買い目 自信度
3連複 ①②④⑤-①②④⑤-⑦ ★★★
計 6 点

京成杯(GⅢ) 結果&回顧

ここで回顧をおこなうことで、各馬の次走の予想や、来年の同レースを予想の際に役立てます☝

非常に消化不良となった1戦。セブンマジシャンの脚色を見ても、今回1着は難しくとも100%確実に2着になった走りでした。事の発端はまずソールオリエンスが4コーナーで膨れたこと。これによりセブンマジシャンは完全に前を塞がれて勢いを止められてしまいました。「あんな位置にいる方が悪い」や「馬券は自己責任」などと見当違いなことを言っている人もいるようですが、レース映像を見返せばわかる通り、ルメール騎手はあの不自然な動きのソールオリエンスを避けようとして外へ行ったにも関わらず、ソールオリエンスがさらに外へきてしまったことが要因であり、ルメール騎手の位置取りや進路取りは一切問題ありません。結果、あそこで距離ロスをした上に、さらに追い出しも遅れる羽目になりました。そして問題はここから。その後馬も持ち返してようやくスパートをかけた直後、今度はオメガリッチマンが外へ来たことで再度セブンマジシャンは進路をふさがれました。2度の不利があってはさすがに厳しいです。むしろそのあとよく3着まで伸びてきたと思います。ここからもわかるように、このレースに限っては◎ソールオリエンス、〇セブンマジシャン、▲オメガリッチマンと予想した人が本当の正解であり正義。少なからずレース結果だけで基づくものではないと言えます。

ではその正解の方を100点と考え、ここからは来年に向けての修正をおこないます。

まずはやはり③オメガリッチマンでしょうか。基本的に、2歳戦や3歳戦では成長過程の時期であるため、成績によって絶対来ないという概念は古馬以上にありません。ただ、それでも可能性の低いもの削っていく作業をする訳ですが、オメガリッチマンを削った要因となった「1800m以上で1着の実績がない馬、または1800mに1着の実績があっても2000mの経験があってそこで4着以下の実績しかない馬」というカテゴリ、これに関しては少々難しく考えすぎたかもしれません。そもそもスタミナを測る、という意味でこの絞る条件を作ったわけですから、1800mで1着というのをクリアできていれば、後者の方の条件は要らないことになります。なので来年以降は、前者の「1800m以上で1着の実績がない馬」だけで絞っていくのがやはり妥当かと思われます。

次に前走内容の絞り込みについてです。「前走が重賞以外の場合は3着以内は必須」という条件でしたが、これはそもそもこの条件を無くすか、または、「前走、出遅れや不利なく重賞以外で4着以下だった場合は減点」という内容にする方がいいでしょう。あくまでも数字のみで見てしまうとこういうことになりかねませんので、ここはそもそも無くしてしまうか、さらに細かくしていくことで改変するのが重要かと思います。

次に社台系生産馬について。社台系生産馬を好材料にしたのは今回もそうですが、これに関してはもう2段階くらい好材料としての段階を上げた方がいいかもしれません。これだけ条件が悪く見え、実際最下位人気だったオメガリッチマンが好走したことを考えると、社台系生産馬というだけである程度のマイナス材料は相殺できると思って良いと思います。

そして最後に、「重賞以外の中山で4着以下になったことがある馬は減点」という絞り込みに関して。これは、「重賞以外の中山2000mで4着以下になったことがある馬は減点」というものに修正が必要だと思われます。ここに関しては距離適性を測るものではなく、あくまでもコース適正を測るものなので、該当距離以外の結果は参考にはならない、という結論です。特に中山は距離が変わるだけでコースとしての性質が全く変わります。今回、オメガリッチマンもサヴォーナも、中山で4着以下になりながらしっかり好走できてますので、ここに関しては来年以降こういった内容に改変するのがベストでしょう。

まぁそれでもオメガリッチマンに▲を打つのはかなり難しいです(笑)

最後に一言。今回のレースのように、故意的な進路妨害じゃないものや、騎手の技量関係なく他馬を妨害してしまうことはもちろんあると思います。しかし、故意ではないことを最優先して判断してしまっては、レースとしての正確性がなくなっていくのも確かです。騎乗停止に関しては、故意的かどうかは大事なツールになりますが、レース結果に関しては、もっと降着を対象にしていくべきかと思われます。これまでは「着順は変わらずに騎乗停止」か「降着して騎乗停止」というものだけで、どんなケースでも「騎乗停止」が付きまとってましたが、「騎乗停止はなく降着のみ」というものもあるべきだと思います。むしろこれがないと、さらにレース自体が運によるものが強まり、結果ギャンブル性が高くなることで公営競走としての品格も落ちます。誤差の実力が展開ひとつで変わることがあっても、大きな実力差が不運だけで入れ替わってしまうのはやはり見過ごせません。このあたりはもっとJRAの意識の改革を望みたい部分です。

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▼ 2021年

京成杯(GⅢ) ポイント

  • 1番人気の信頼度は5割程度
  • ノーザンファーム生産馬成績:1-5-4(過去6年)
  • 葉牡丹賞組が好相性 ※連対馬に限る
  • 比較的上り勝負

    京成杯(GⅢ) 馬場情報

    今開催は野芝に洋芝(イタリアンライグラス)をオーバーシードした状態で施行
    使用コース:Cコース

    クッション値 含水率(G前-4C)
    1月17日5:30 10.5 10.7-9.8%

    ・14日に芝の生育管理のための散水を実施

    正面直線の内側と3コーナーから4コーナーの内側に若干の傷みがあります。しかしCコースに変わってまだ6日目ということで全体的には概ね良好。馬場も比較的乾いており、それなり時計は出るかと思います。

    京成杯(GⅢ) 出走表

    馬番 馬名
     01  タイムトゥヘヴン
     02  タイソウ
     03  グラティアス
     04  タケルジャック
     05  ヴァイスメテオール
     06  テンバガー
     07  エイカイファントム
     08  ブラックロータス
     09  アクセル
     10  プラチナトレジャー
     11  ラカン
     12  ディクテイター

    京成杯(GⅢ) 好調教馬

    馬名 評価
    ①タイムトゥヘヴン
    B
    ②タイソウ
    B
    ⑤ヴァイスメテオール B
    ⑩プラチナトレジャー B
    ⑪ラカン B

    京成杯(GⅢ) 考察

    昨日の中山開催を見るとちょっと時計がかかってる感じでした。唯一少し速めの時計だった12Rは展開としてはちょっと特殊で大逃げとまで言わないですが前の馬が伸び伸びと行ってしまったことでかなりの縦長の隊列になり、時計もそれに引っ張られた印象。そのあたりをみても今回は2分1~2秒台といったところでしょうか。

    また今年も12頭立てと少し少な目の頭数。全4コーナーを回る小回りコースなだけに、この頭数なら比較的道中位置による不利も少なく済みそうです。

    そして今年のクラシックはモーリス産駒が要注意。シンザン記念の予想の時にも話しましたが、馬場は選びますがハマれば強いのがモーリス産駒。2歳重賞ではあまり奮っていませんでしたが、明け3歳初戦のシンザン記念でいきなりのワンツーフィニッシュ。モーリス産駒は晩成って言われてますしね。今回も馬場的には合うと思いますので、産駒がいれば要注意です。

    以上の考察とデータを踏まえ、最終結論に入ります。

    京成杯(GⅢ) 最終結論

    今年のメンバーは少々小粒なメンバーが揃ってます。ということもあり、人気は割れてますね。

    しかも①~⑥までといった内枠勢が逃げ先行を狙いたい馬ばかり。ここ2年スローペースになっていた京成杯ですが、この6頭にさらに⑨アクセルもしかけてくるとなると、先行争いが激化してハイペースになるかもしれません。コースは違いますが、昨日の愛知杯もあのハイペースで先行勢は総崩れ。展開を冷静に判断して、力のいる馬場に対応できる馬が狙い目と踏み、今回は以下の馬を有力視します。

    軸候補

    ①タイムトゥヘヴン
    前走すでに中山2000mを経験していることが大きく、時計は2:03.0でしたが、着差を考えるともっとタイムは縮まります。小回りで最内を引いたのはプラスですし、デムーロ騎手の立ち回りがちょっと心配ではありますが、前走の伸びを見ると中団からでも競馬できそうで、ここは有力。

    ⑥テンバガー
    モーリス産駒としては②タイソウの方が人気していますが、②タイソウは大跳びなので馬場は合っても小回りコースは若干不利になるため、個人的には今回のレースであれば⑥テンバガーの方が上手(うわて)かと思ってます。前走も小回りをしっかり立ち回り、モーリス産駒のパワーで押し切る強さを見せてますのでここでも通用しそうです。

    ⑩プラチナトレジャー
    キンカメ産駒ということで府中適性を見込まれていたのかもしれませんが、未勝利戦の勝ち方、東スポ2歳Sの負け方を見ても、広い馬場で切れ味勝負をするよりも、パワーのいる馬場でジリジリ脚を伸ばす方が合っていそうです。そういう意味でも今回の条件は楽しみでもあり、外差しできたら一発もあり得ます。

    相手候補

    ⑤ヴァイスメテオール
    新馬戦は時計も遅かったのであれですが、デビューとは思えないほど走りがしっかりしており、きれいなフォーム。見た感じ、追ってから加速するといった感じでもなく、自らレースを進めている感じもあったので、今後の成長力を考えると侮れない一頭。

    ⑪ラカン
    全く人気してないですが、着実に成長している感もあり、今回は追い切りも素軽かったので、激走の可能性は十分。あと、こういう人気薄の時の津村騎手は怖いです。

    ⑫ディクテイター
    ハイペースになったとき、外から着実に脚を伸ばしてきそうなのがこの馬です。血統的にも裏付けは十分。また、北村友一騎手は最近展開を冷静に見極めることができるので、そういう意味でも期待。追い切りを見ても明らかに前走時より良化傾向。

    ◎ ⑥テンバガー
    〇 ⑩プラチナトレジャー
    ▲ ①タイムトゥヘヴン
    △ ⑫ディクテイター
    △ ⑪ラカン
    △ ⑤ヴァイスメテオール

    買い目
    馬券形式 買い目 ベット荷重
    馬連 ⑥-⑩① ★★★★★
    ①-⑩
    ⑥-⑤⑪⑫ ★★
    ①⑩-⑤⑪⑫

     

    以上、京成杯(GⅢ)の予想でした。

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