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この記事は「第56回 クイーンカップ(GⅢ)」の予想記事です。
どうもキラです。
クイーンカップ(GⅢ) コースデータ
東京・芝1600m
コースの特徴
- スタート位置は向こう正面の2コーナー直後。最初のコーナーまでかなり距離があるため、枠による不利はない
- 向こう上面と最終直線で坂があり、平坦ではないことから差し馬、追い込み馬に向いた展開になりやすい
- 急な登り坂⇒コーナー下り坂⇒急な上り坂と、一息を入れる箇所がなく、スタミナも要することからマイル戦ではあるものの、中距離くらいの距離適性が好ましい
- ただ、開幕間もない時期は高速馬場になることが多く、スピード・瞬発力タイプが逃げ・先行で粘り切るケースがある
クイーンカップ(GⅢ) ポイント
- 過去10年、1人気の成績は4-1-1-4、55キロ馬の成績は3-1-0-5
- 比較的上がり勝負のレースではあるものの、上がり3Fが上位3位に入らない馬が6勝している。しかし、その6頭すべてが上がり2位以内で勝利経験あり
- 近年はハイペースになりがちだが、基本的にペースは多様
- 阪神JF組、その他GⅢ組はもちろんのこと、1勝クラス組、未勝利組、新馬組も好走あり。ただ、1着でみると重賞組がほとんどで、未勝利組、新馬組は10年勝ち馬は無し
- 3歳この時期の東京マイルという点からも、短距離血統というよりは長い距離も走れる血統が向いている
クイーンカップ(GⅢ) 馬場情報
今開催は野芝に洋芝(イタリアンライグラス)をオーバーシードした状態で施行
使用コース:Dコース
(※前回の第5回開催は 前4日 Bコース、後5日 Cコース)
クッション値 | 含水率(G前-4C) | |
---|---|---|
1月29日朝 | 8.4 | 18.6-18.8% |
1月30日朝 | 8.8 | 16.2-16.8% |
2月5日朝 | 9.4 | 14.1-14.2% |
2月6日朝 | 9.5 | 14.7-14.9% |
2月7日朝 | 9.5 | 14.1-14.2% |
2月12日朝 | 9.4 | 16.5-15.0% |
⇩1/23に16.5ミリメートルの雨あり
⇩1/24に11.0ミリメートルの雨あり
⇩1/25に1.0ミリメートルの雨あり
⇩1/27に0.5ミリメートルの雨あり
⇩1/28に7.5ミリメートルの雨(雪)あり
⇩2/2に3.5ミリメートルの雨あり
⇩2/11に芝の生育管理のため散水を実施
野芝 | 洋芝 | |
---|---|---|
芝丈 | 6から8 | 10から14 |
クイーンカップ(GⅢ) 好調教馬
馬名 | 評価 | 短評 |
---|---|---|
②ククナ | B | |
⑦ステラリア | B | 終いの脚が素軽い |
⑧カイトゲニー | B | |
⑨アールドヴィーヴル | A | 時計・動き共に良し |
⑪エイシンヒテン | B | |
⑫カナリキケン | B | |
⑭インフィナイト | B | 出来は毎度良い |
⑮レッジャードロ | B |
クイーンカップ(GⅢ) 考察
全馬短評
①スライリー
重心の低い走りをする馬で、常に全力で走ってしまう印象を受けます。また、デビューが早いわりに馬体重も全然増えてこないので調整の難しそうな馬ですが、今回は1か月間隔での出走。使ってくるからには状態は良いのだと思います。血統的にも良血ですし、馬が完成してきたら途端に走る資質あり。
②ククナ
前走・シンザン記念は1人気にでしたが、馬場が合わないと踏み馬券は一切買いませんでした。結果的にやはりタフな馬場は合わず、それでも4着まで伸びていたことを考えるとやはり力はあります。明らかに東京の方が向きますしここは再度期待。
③イズンシーラブリー
前走・未勝利戦は、馬の手応えが良かったことから気持ちよくいかせるためにあえて最終コーナーで大きくぶん回したということもあり、最後はギリギリ届いた感じ。ただ、ロスなく立ち回れればもう少し脚は伸びそう。
④リフレイム
じゃじゃ馬姫もレース数を重ねてようやく普通の競馬ができるようになりましたが、前走京王杯2歳ステークスは渋った馬場が得意な2頭がワンツーとなり、東京の上がり勝負でこの2頭に負けたのは正直痛いです。加えて血統的にはやはりダート向きも否めず、牝馬戦とは言えここは過度な期待は禁物。
⑤メインターゲット
前走も伸びてますし、芝がダメということはないですが、イマイチ決め手に欠けます。馬場が渋ったときに一考。
⑥アカイトリノムスメ
スタートがあまりうまくはないものの、GOサインが出たときの瞬発力はかなりあり、いかにも東京向き。道中の立ち回りがしっかりできればでここも有力です。
⑦ステラリア
前走・ベゴニア賞は1人気に押されるも、スタート直後に行きたがるのを福永騎手が抑えている様子もあり、2番手から6番手まで下がったことが敗因にも繋がったので折り合い面がカギ。ただ能力はあります。
⑧カイトゲニー
前走は展開がハマった。ただ、その時の2着馬ネクストストーリーはその翌走のフェアリーステークスで5着に入っている点もある程度考慮したいところです。
⑨アールドヴィーヴル
前走デビュー戦は不良馬場にもかかわらず後方から一気にとらえて1着。デアリングタクトを彷彿させる末脚でした。キンカメ産駒ということもあり、東京舞台ならさらに良い脚が期待できます。
⑩サルビア
ここ2戦は重賞で結果を残せていませんが、追い出してからの反応は良く、レースセンスはある馬です。スタートが良いので前に行かせがちですが、個人的には5・6番手から競馬をすればもっと走れると思ってます。
⑪エイシンヒテン
前走は一切無駄のない完璧なレース運びだったにもかかわらず11着。単純に力負けの印象。あと、この馬にはマイルは少々長く、重賞でマイルを走るならスローペースが必須。
⑫カナリキケン
父ジャスタウェイ、母父キングカメハメハと血統的には東京はすごく走りそうですが、ここまでの走りを見てもマイルは少々短い印象。
⑬ミヤビハイディ
走りが堅く、コーナーもあまり上手くないので、正直前走の中山は走りにくそうでした。そういう意味ではコース的には東京の方が合いますが、瞬発力があるという感じでもないので、本来はもう少し長めの距離が狙い目。
⑭インフィナイト
さすがはモーリス産駒というのもあって不良馬場で好戦した2戦と良馬場のGⅠとでは大きな差が見えた前走。今週は土曜まで雨もないため良馬場が予想され、良馬場の東京では厳しい戦いになりそうです。
⑮レッジャードロ
前走は時計もまずまずで、良い末脚も見せてくれましたが、斤量52キロで最後方ということもあり判断が難しい一頭。今の東京は先行有利、内伸びということもあり、また後方から外を回す、という展開だと厳しいレースを強いられるため、今回の枠は痛いです。
⑯ハッピーオーサム
現時点ではまだこれといった特徴がないです。距離は長い方がよさそう。
⬇️最終結論はnoteにて⬇️
クイーンカップ(GⅢ) 最終結論
⑧⑪ ⑫ ⑤⑩⑬⑭ ①⑦ ⑯⑥ ②③④ ⑨ ⑮
◎ note参照
〇 ②ククナ
▲ ⑥アカイトリノムスメ
△ ①スライリー
△ ⑩サルビア
△ ⑨アールドヴィーヴル
以上、クイーンカップ(GⅢ) の予想でした。
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