今週注目のレースは以下
・中京記念
・中山牝馬ステークス
・フィリーズレビュー
・アネモネステークス
・ポラリスステークス
・東風ステークス
この時期ですので見所のあるレースがやはり多いです。
しかしながら重賞に関しては3つとも毎年荒れているレースですので、なかなか手を出すのが難しいですよね。
中京記念にいたっては小倉開催ですから統計データが使えません。登録馬もおそらく先月の小倉大賞典のリベンジをもくろむ馬が多そうな気がしますね。バトルバニヤンあたりは小倉好者ですからね。むしろこの開催は吉と出そうですし。
そういう意味でも今週はもしかするとOPレースで勝負をする事になるかもしれません。
ポラリスステークスではインペリアルマーチあたりが出てくるのであればかなり面白いレースになりそうですし、アネモネステークスも、新馬戦で9馬身差の圧倒劇を見せたサトノフローラや、ノーザン期待の一頭アフロディーテなどが登録しているとあって、見所はかなりあると思います。
そんな今年のクラシックですが、今年はディープ産駒、近年はネオユニ産駒・キンカメ産駒と新種牡馬が競馬界を賑わせていますが、実は今年はアグネスタキオン産駒が再び旋風を巻き起こしています。今紹介したサトノフローラ、アフロディーテもそうですし、レーヴディソールもそう。他にも、アーリントンCを勝ったノーザンリバー、シンザン記念を勝ったレッドデイヴィス、昨日の弥生賞でも3着に入ったデボネアなど、数字的にもかなりの成績を上げており、2011年におこなわれた3歳重賞9つのうち、すでに3つを勝利しています。1勝のディープ産駒と比べてもその差は歴然。数年前のリーディングサイアーがここへきて意地をみせているあたり、今後のクラシック重賞でもそのへんは加味したほうが良さそうです。
ドバイ関連のニュースでは、ブエナビスタにムーア騎手が騎乗するらしく、これはかなりうれしい知らせですね。正直、スミヨン騎手が乗れないという事だったのであまり期待していなかったのですが、これはむしろ期待が高まるといった感じです。エリザベス女王杯のスノーフェアリーのようなしびれる騎乗を期待したいですね。
一方、サマーウインドがドバイ回避という事で個人的にはこれはかなり残念なニュースです。しかも、回避して次走が高松宮記念だというのだからなお驚きです。うーん、正直賛成しかねますね; ここは素直に大井の東京スプリントでいいと思うんですけどね。ダッシャーゴーゴーやキンシャサノキセキ、ジョーカプチーノにはさすがにくらいついていけないと思うので…。といいますか、中央は1200mのダート重賞をもう少し増やすべきだと思います。つい最近できたカペラステークスも、そもそもはガーネットステークスから変わったものですので、結局本数は変わってないわけですし、あきらかに少なすぎます。
そういえば高松宮記念といえば、これも今年は小倉開催なんですよね; 中京記念同様にこちらも統計データは使えないですし、おそらく北九州記念あたりのデータを参考にする形になると思うのですが、これも季節が違うのであまり信憑性はないと思います。本当に頭を悩ませます。