なんとも・・・

ここまでルーラーシップが人気するとはさすがにびっくりしました。
たしかに前走の勝ち方は異常でしたし、ブエナビスタがここのところ勝ちきれていない事は事実ですが、まさか1人気になるとは思ってもいませんでした;
実力はお墨付きですので、過剰人気とは言い切れませんが、しかしさすがにちょっと怖いです。

一方、前回の考察で推したトゥザとキングダムはなんと2桁倍率。
これはおいしすぎやしませんか?
おそらく、トゥザは池江氏の「日経賞の時ほどではない&夏バテしている」のコメントで人気を落としているのでしょうが、こういうことに関してはこの馬だけに限ったことではない気がしますので、気にしすぎは予想を狂わせます。むしろ、調教を見る限り、前走・前々走よりいい気がするのですが・・・。

また、ローズキングダムも、大型馬ではないことから58キロでは弱くなる、良馬場でないと走れない、などという不安の声が上がっていますが、これも気にするような点ではないと思います。これまで58キロ以上で負けたのは他の馬に比べてハンデを背負わされていたケースばかりで、前走においては距離が長すぎたという事のみ。馬場も良馬場になれば言うことなしというだけで、馬場悪が苦手なわけでもないと思います。

前回も言いましたが、ローテーション的にガス欠の危険のあるルーラーシップの方がよっぽど不安です。

わりと前々から予想をはじめ、ある程度の馬に絞り込み、今年は紛れはおそらくないと踏んでいたわけですが、念のため他の馬ももう一度チェックしてみました。

そしたらですね、気になる馬が一頭ほど・・・(笑)

ハートビートソング。
といってもこの馬も4歳ですね。最近ようやく馬が出来上がってきたようで、前走の目黒記念も2着。
去年の青葉賞でトゥザとわずかの差でしたが、それを考えるとこの馬の成長力も侮れないかもしれないという見解です。いかんせん、前走の目黒記念がハデじゃなかったので強さをイマイチ感じてない人が多いですが、まだ成長途中だということを考えると、ダークシャドウくらいにまで成長している可能性もあります。なにぶん、先週今週と調教が結構良いです。侮れません。

というわけで現時点では、

ブエナビスタ
トゥザグローリー
ローズキングダム
エイシンフラッシュ

ルーラーシップ
ハートビ-トソング

という感じですね。

アーネストリーは良い枠を引きましたが、去年より明らかにメンバーが強化されている事を考えると、今年は出番はあっても3着までと踏んでいます。

同様に、調教が抜群で本調子に戻ったと言い切れるドリームジャーニーですが、この馬もうまく乗って3着までではないかと思います。こんな言い方は失礼ですが、この馬が両グランプリを制した頃の競馬界は、ちょうどスターホース不在の時期で、宝塚でもピークをすぎたディープスカイくらいしかいませんでしたし、有馬も3歳のブエナだけでした。年齢的にも今の4歳にくらいついていけるほどの勢いがあるとは思えません。

そして最後に・・・
エイシンフラッシュの調教が過去最高と思われます;
これならルーラーシップより人気してもおかしくないと思える動きです。
ダービー馬は連帯できないというジンクスは、もしかしたら今年で終わるかもしれませんねぇ;