日曜のリベンジもならず、みなさんに参考になる予想ができずにすみません;

というわけで昨日のレース回顧です。

■エルムステークス

個人的にも一番自信があったとおり、人気に応えてランフォルセが勝ってくれました。
これはもう完全な本格化したといえますね。今のダート界トランセンドの一頭王者に少しでも忍び寄れる馬になって欲しいと思います。

しかしなんとまあびっくりしたのが2着のオーロマイスターです。この馬ほど気まぐれなお馬さんはいませんね; 結論の際にも挙げましたが、たしかに調教はすごく良く、ここ数戦の中では一変を見せる走りをしていたのは確かでした。メンバー構成を考えても残しておくのが妥当でしたね; ただ斤量が59キロですのでやはりなかなか狙いづらいです。教訓としては、エルムステークスは過去にこのレースで好戦したことある馬は、注意が必要ということかもしれません。来年以降に活かします。

そして個人的に少し情けないと思ったのは3着のエーシンモアオバーです。たしかにいきっぷりも、追っ手からの反応もそこまでよくなかったです。しかしあの位置からならもう少し踏ん張って欲しかったのが本音ですね。去年から一年見てきて思ったのは、ある程度の強さはあるものの、善戦で終わることがここまで多いと、少々決め手に駆ける馬なのかなと思い始めているところです。今回のレースはまさにそんな感じでした。
今後も重賞ではメンバー構成の厚さで勝てるかどうかが決まる感じになるかもしれませんね。

最後に、少々気になったのは11着に沈んだバーディバーディ。
鞍上どうこうの問題ではない気がします。ブライアンズタイム産駒ですので若干鉄砲が弱いのはあるのかもしれませんが、それにしても負けすぎです。
考えられる理由はいろいろありますが、札幌のダートが合わなかったか、ここまでの長距離輸送は苦手なのか、力負け以外で理由があるとすれば、今のところそのへんだと思います。
一応、次走はもう北海道での参戦ではないでしょうから、次は逆に人気が落ちるようなら狙いかもしれません。

■エニフステークス

『ダート戦では高斤量は芝レースほど不利にはならない』と、過去にこのブログで自分が言った格言ですが、まさにそんなレースが展開されてしまいました;

しかしそれでも、ここ数戦56・57キロで善戦してきたダノンカモンが、急な59キロであの勝ちきりの強さを見せるというのは少々意外でした; それもこれも福永騎手の好騎乗と言えるものだと思います。近走は先行集団でも5~6番手の好位という位置からの競馬で、最後脚を伸ばすも届かないというレースが多かったのですが、それを踏まえてか今回は先頭を目で追える3番手につけ、最後はきっちり前をとらえる最高の騎乗だったと思います。
福永騎手はただ単に良い馬が回ってきているわけではなく、最近は本当に彼の騎乗には目を見張るものがあります。
まぁこちらの反省点としては、500キロゆうにこえる馬ですから、59キロなんて関係なかったですよね…。
本当に反省です;;
しかしながらケイアーガーベラにはいつも先着しているにもかかわらず、向こうの方がいつも人気になるのはこの馬の陣営としても悔しいところだったでしょうから、今回はとてもすっきりしたと思います(笑)
個人的には今年のジャパンカップダート最有力候補馬ですね。

2着ケイアイガーベラはいつもどおりといったところでしょうか。このレースで勝ちきるには、もう少し差をつけて逃げる必要があったかもしれません。ただ、それにはやはり斤量が少し堪えたかもしれませんね。しかしながら、そこまで気にする部分はなかったと思います。

今日は前有利の展開だったと思いますので、3着のケイアイテンジンもあの位置ならこれくらい走れる馬です。

というわけで、ダート2戦が昨日の両メインだったわけですが、勝った馬はどちらもレベルは高く、なかなか見所のあるレースだったと思います。

個人的に、今のダート路線の実力順としては、

1.トランセンド
2.スマートファルコン

少し差が空いて今回の

3.ランフォルセ、ダノンカモン

というような位置づけだと思います。
あとはここに地方馬のフリオーソがどれだけ食い込めるか。しかし今年すでに地方GⅠの川崎記念とかしわ記念の2勝をしてますからね。昔から強い馬ではありますが、まさに今が旬ですからね。

秋が楽しみです。

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