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いまさらですが、先週レースの回顧をしようと思います(笑)

■府中牝馬ステークス

してやられましたね;
日曜は30度近くあり、夏女にはもってこいの温度(笑)
それくらい天気も良かったせいか、稍重といっても芝はかなり回復しており、外から差しの強襲がすごかったですね。この時点で私は展開予想負けしているのでもうどうにもなりません;

まぁ言い訳にもなりませんが、少々イタリアンレッドを甘く見ていました。
夏に見せたあの脚は、完全に安定して今はもう出せるものとなっていますね。春先まではまだ自由が利かない印象があったのですが、一変しています。おそらくこのままエリ女へ向かう事になるのでしょうが、アパパネがこの状態の今、人気間違いなしといったところですね。同じ脚質のメイショウベルーガにどこまできれ勝負が出来るかが勝負となると思います。

そしてその問題のアパパネ。もしかしてではありますが、これってスティルインラブ現象でしょうか?牡馬3冠馬と違い、牝馬の3冠馬はそのあと活躍した馬はいないですからねぇ。限りなく三冠に近かったマックスビューティー、ベガもその後はさっぱり。もしかすると今後もまったく走れない可能性はあるかもしれません。

また、霞んでしまいがちでしたが、フミノイマージンもイタリアンレッド同様に安定した末脚を出せるようになっており、今後もコースや展開で不利が予想されなければ、馬券的には頼もしい一頭だと思います。

■秋華賞

圧勝でしたねー。この結果からも、現時点ではレーヴディソールを除けばアヴェンチュラが3歳牝馬で一番強いでしょう。

やはり例年のローテーション組からは外れていながらも、古馬牡馬と戦って勝った戦歴は大きいと踏んだ事に間違いはなかったです。個人的には馬券は外れましたが、その前例があるかどうかをわざわざ過去を遡って調べた甲斐があります。あの準OPの勝利はクイーンSよりよっぽど価値がありますからね。

それが2着にも反映されてか、キョウワジャンヌも夏に古馬牡馬と1000万級で勝ちあがっている馬ですから、今年はやはりそういったもまれた馬が強いのだと思います。位置取りの利もあったかもしれませんが、ホエールキャプチャを寄せ付けないあの脚は、割と評価できるものだと思います。個人的にはフサイチパンドラを思い出す感じでした。

それにしてもホエールキャプチャ、なんというか残念な感じですね; いまさらですが、少々決め手にかけるのは否めないですよね。ジュベナイルでもそうでしたが、全体的な走りに強みはありますが、GⅠを勝つ、という時に必要な飛び道具がないという感じがします。

しかしまだわかりません。過去の馬で言えば、リトルアマポーラも春から期待されながら結局1冠もとれず、人気落ちしたエリ女でいきなり勝利を挙げました。アドマイヤグルーヴもそうでした。先ほど名前が出たフサイチパンドラもそうです。リベンジはまだまだです。諦めたらそこで試合終了です。

一方マルセリーナは少々厳しい状況下となりましたね。正直距離適正も合っていない疑惑も出始めてますし、レジネッタの二の舞を踏む前に一度ローテーションを考え直した方が良いかもしれません。個人的には焦ってエリ女へ進むよりも、マイル路線を加味して、京都金杯あたりを目標に放牧に出すのも手かと思います。

さてさて、これで牝馬クラシックは終了となりましたが、本番は実は次ですよね。
帰ってくるレーヴディソール、それを待ち構える新女王のアヴェンチュラ、そして次こその闘志を燃やすホエールキャプチャ、また古馬でも、連勝街道まっしぐらで新たに名を名乗りだしたイタリアンレッド、復活の兆しを見せたレッドディザイア、末脚の切れならNo.1のメイショウベルーガ、役者勢ぞろいのエリザベス女王杯になることは間違いないと思います。

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