この記事は「第68回 府中牝馬ステークス（GⅡ）」の予想記事です。
どうもキラです。
府中牝馬ステークス（GⅡ）を予想していきます。
府中牝馬ステークス（GⅡ）コースデータ
東京・芝1800m
同条件レース：共同通信杯、東京スポーツ杯2歳S、毎日王冠、エプソムカップなど
コースの特徴
- 1・2コーナー途中のポケットからのスタートですぐにコーナーに入ることから外枠の逃げ・先行馬は不利になる
- 向こう上面と最終直線で坂があり、平坦ではないことから差し馬、追い込み馬に向いた展開になりやすい
- 急な登り坂⇒コーナー下り坂⇒急な上り坂と、一息を入れる箇所がなく、スピードだけでなくある程度スタミナも必要
- 開幕間もない時期は高速馬場の恩恵もあり、スピード・瞬発力タイプが逃げ・先行で粘り切るケースが多い
府中牝馬ステークス（GⅡ）ポイント
- スタミナを要するということからスピード血統よりSS系のロイヤルチャージャー系が優勢、特にディープ系
- 基本的には夏を使ってきた馬の方が活躍傾向で、去年も有力馬ラッキーライラックですら届かずの3着。過去にもリスグラシューなどが同じように惜敗している
- ペースは基本スローか平均ペース
- 基本は上り勝負、33秒台は必須で馬場が良ければ32秒台も可能
府中牝馬ステークス（GⅡ）考察
先週の毎日王冠と全く同じ条件となる当レース。馬場も同じ稍重で、基本はそこを参考にするのが妥当です。
ただ、同じ稍重でも同じ馬場か？と言われると若干違います。
先週は前日土曜が大雨で不良馬場、そこから日曜の晴天で馬場が回復しての稍重。一方今回は、現時点で雨が降っており、今もなお渋りが経過している稍重。加えて先週は開幕週でしたので、同じ稍重でも今日の馬場の方が少々時計がかかりそうではあります。
実際に、毎日王冠は差し決着のレースでした。前を行ったトーラスジェミニとコントラチェックがハイペースとなり最後息が続かずに後退、馬券内は好位差しの馬で決まりましたが、4着カデナも良い脚を伸ばしていましたので上り勝負だったと言っていいです。稍重ながらあのハイペースになったのも、雨を含んでいたとはいえやはり開幕週といった馬場だったと思います。
しかし、今日の馬場は、その毎日王冠よりも少し前優勢の展開になるのではと踏んでいます。
今回の出走馬で実績上位と言えるのは②ダノンファンタジー、⑤ラヴズオンリーユー、⑦トロワゼトワルの3頭。現在の人気は⑤→②→⑦の順番ですが、実際今年のヴィクトリアマイルの結果は⑦→②→⑤と真逆でした。
同じ府中でも今回は1800ｍ、そして馬場も少し重たい。そのうえ、斤量差も違います。ヴィクトリアマイルでは全頭55キロでしたが、今回は②ダノンファンタジー、⑦トロワゼトワルが54キロ、⑤ラヴズオンリーユーだけが55キロです。同じ斤量でも2頭に敗戦を喫した⑤ラヴズオンリーユーが、1キロハンデを背負って巻き返しなるのか？というところですよね。
カギとなるのはやはり馬場と距離。
まず、馬場で影響するのが②ダノンファンタジーです。この馬は正直、良い馬場でこそパフォーマンスが発揮される馬。道悪がダメという馬ではないですが、馬場が良い方が良い、という点は否めません。
そして距離で影響するのが⑦トロワゼトワルです。ここまで全レース1600ｍ以下のレースしか出走経験なし。正直未知数です。まぁロードカナロア産駒はアーモンドアイやサートゥルナーリアも輩出しているのでもはや短距離血統ではないですし、理論的には1800ｍは問題ないと思いますが、府中の1800ｍは距離以上にスタミナを要しますので、2000ｍは走れる適性がほしいところ。しかも非根幹距離ですしね。そうなると、この未経験はちょっとした博打になりかねません。
しかし、⑤ラヴズオンリーユーはこのどちらも影響は受けないと思ってます。馬場が良ければもっと激戦になっていた可能性もありますが、ここはむしろより気配が向いたと言っていいですし、ハンデとなるプラス1キロはここで十分無いものとできます。
となれば、⑤ラヴズオンリーユーを本線に②ダノンファンタジー、⑦トロワゼトワルと考えるのが妥当そうですが、そんなこともないですね。伏兵はまだまだいます。頭数が少ないながら、今回は割と良いメンバーがそろっていますので。
この距離、この馬場で狙いたい馬ももちろんいますので、そのあたりは今回も、最終結論と共に note にて触れておきます。
府中牝馬ステークス（GⅡ）最終結論
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以上、府中牝馬ステークス（GⅡ）の予想でした。
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