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この記事は「皐月賞組の東京優駿(日本ダービー)(GⅠ)」の予想記事です。
皐月賞組が東京優駿(日本ダービー)で好走するための傾向データ
① 皐月賞馬が皐月賞で2人気以内だった場合、その年のダービーは皐月賞3着以内の馬が連対する
▼過去20年での該当データ▼
2020年 コントレイル(1人気)
⇒コントレイル【皐月1着⇒優駿1着】、サリオス【皐月2着⇒優駿2着】
2019年 サートゥルナーリア(1人気)
⇒ダノンキングリー【皐月3着⇒優駿2着】
2014年 イスラボニータ(2人気)
⇒イスラボニータ【皐月1着⇒優駿2着】
2013年 ロゴタイプ(1人気)
⇒エピファネイア【皐月2着⇒優駿2着】
2010年 ヴィクトワールピサ(1人気)
⇒エイシンフラッシュ【皐月3着⇒優駿1着】
2005年 ディープインパクト(1人気)
⇒ディープインパクト【皐月1着⇒優駿1着】
2003年 ネオユニヴァース(1人気)
⇒ネオユニヴァース【皐月1着⇒優駿1着】
2001年 アグネスタキオン(1人気)
⇒ジャングルポケット【皐月3着⇒優駿1着】
過去20年中、1人気か2人気の馬が皐月賞を制した年は8回ありましたが、そのすべてにおいて皐月賞3着以内の馬1頭以上が次戦のダービーで連対しています。
これは、ただのオカルトデータではなく、人気通りに皐月賞が制されているということは、その年のクラシック戦線は見た目通りの実力が反映されているということであり、皐月賞で好走した馬はダービーでも好走しやすい、といったカラクリです。
② 皐月賞3着馬がダービーでも馬券内に入るには、重賞勝利&重賞全連対が必須
▼過去20年での該当データ▼
2019年 ダノンキングリー【皐月3着⇒優駿2着】
共同通信杯1着
2016年 サトノダイヤモンド【皐月3着⇒優駿2着】
きさらぎ賞1着
2012年 ディープブリランテ【皐月3着⇒優駿1着】
スプリングS2着、共同通信杯2着、東スポ杯2歳S1着
2010年 エイシンフラッシュ【皐月3着⇒優駿1着】
京成杯1着
2002年 タニノギムレット【皐月3着⇒優駿1着】
スプリングS1着、アーリントンC1着、シンザン記念1着
2001年 ジャングルポケット【皐月3着⇒優駿1着】
共同通信杯1着、ラジオたんぱ2着、札幌3歳S1着
過去20年中、皐月賞3着馬がダービーでも馬券になった年は6回ありましたが、そのすべてにおいて重賞勝利&重賞全連対をしている馬でした。
馬券内ギリギリの3着馬というのは比較的取り捨てが難しいですが、それまでの重賞で着実に結果を出している実績馬であれば皐月賞3着の価値は1~2着と遜色ないと考えることができ、ダービーでも好走できる、と考えられます。
③ 皐月賞4着以下から巻き返してダービーを勝利するには、「重賞勝利+重賞全連対+皐月賞1人気」か「重賞勝利+重賞全連対+皐月賞掲示板内」
▼過去20年での該当データ▼
2018年 ワグネリアン【皐月7着(※1人気)⇒優駿1着】
東スポ杯2歳S1着
2017年 レイデオロ【皐月5着⇒優駿1着】
ホープフルS1着
2014年 ワンアンドオンリー【皐月4着⇒優駿1着】
ラジオNIKKEI杯1着
2009年 ロジユニヴァース【皐月14着(※1人気)⇒優駿1着】
弥生賞1着、ラジオNIKKEI杯1着
過去20年中、皐月賞4着以下からダービー馬になった馬は4頭ほどいますが、どの馬も皐月賞前までに重賞勝利&重賞全連対は必須で、それプラス皐月賞1人気だったか皐月賞で掲示板を確保できた馬でした。
重賞勝利&重賞全連対という実績は当然ながら、皐月賞で1人気に推されつつ凡走した馬は、たまたまその時に悪い条件が重なっただけということが考えられ、巻き返す可能性は十分あるということになります。
重賞勝利&重賞全連対で皐月賞掲示板だった馬はむしろ皐月賞は大崩れしていなかったと前向きにとらえるべきで、巻き返しは十分と考えるのが妥当です。
・ヴィクティファルス(皐月賞9着・4人気) スプリングS1着
・グラティアス(皐月賞6着・7人気)京成杯1着
・ラーゴム(皐月賞13着・5人気)きさらぎ賞1着
しかし、重賞勝利はあるものの、皐月賞1人気か皐月賞で掲示板というプラスの条件を満たしていません。つまり、ダービー2着はあり得ても、1着はとれない可能性が高いということになります。
以上、皐月賞組が東京優駿(日本ダービー)で好走するための傾向データでした。
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