まず、軸はスマイルジャックでいきます

週中にも書きましたが、この馬の評価はずっと決めてました。カンパニー、ウオッカ、ローレルゲレイロなど、よっぽどの有力馬がいない限り、東京マイルならこの馬が鉄板だと私は思っています。実のところ、去年の10月くらいから、2010年の東京新聞杯はスマイルジャックでいくと決めていました。この馬は安田記念でも勝ち負けできると思っていますしね。ですので、こんなところでおちおち負けてはいられません。まぁ競馬に絶対はないですので、負ける可能性はおおいにありますが、ここまで思い込んでいるので負けても悔いはありません 杞憂があるとすれば調教ぐらいでしょうか。おそらく本番にピークを持っていくためのここは過程なのでしょうがない事なんですが、それでもここは勝って春のGⅠに名乗りを挙げないといけません。まぁそのおかげでオッズもそんなに抜けていなく、ラッキーですけどね

唯一、不安要素は鞍上の三浦くんだったのですが、ここは余計な疑心を持たず信じることにしました。正直なところ、大物新人とデビューしたものの、2年目は勝利数も落ち込み、まだまだ若手で甘い騎乗が見られる部分も多々あったのですが、今回の騎乗停止も含めて逆に一皮むける事ができるのではないでしょうか?それにスマイルジャックに対する馬への想いもあるはずなので、勝たせる競馬というよりは折り合いと位置取りに専念するのではないかとも思います。なんとか気負い過ぎずに頑張って欲しいです。

そしてこのスマイルジャックの思い込みさえなければ本命にしたかった馬はトライアンフマーチ。この馬はマイルではまだ底を見せていません。正直、今回のメンバーの中では一番怖い馬です。挙句の果てにルメール騎手が騎乗なので、その怖さも倍増ですね スマイルジャックと違って調教も相当良いです。春に向けて賞金も加算しないといけないでしょうし、おそらくここは勝ちにきています。なんといってもお母さんがこのレースの覇者、キョウエイマーチですからね。母子制覇は充分に考えられます。

ここからはその他の各馬ずつ考察していきたいと思います。

アブソリュート
去年の覇者だけあって人気してますねぇ。調教タイム、勝春騎手のブログを見る限り、悪くはなく上向き調子ではあります。が、今回はそこそこのメンバーも揃っている上、その状態のもっていき方で勝ち負けまでいけるのか正直疑問がありますね。ただ、こちらもスマイルジャック同様タニノギムレット産駒ですし、東京での怖さもありますのでやはり紐には必要でしょうね。

グッドキララ
不気味な存在ですね。逃げの競馬から一転、差す競馬に手法を変えてから一気に走るようになりました。普通は逆パターンばかりでこの傾向は珍しいんですけどね; 白井先生もまったく見抜けなかったんでしょう。ただ、京都マイルと府中マイルではものが全く違います。進化が問われるのはここではないでしょうか。平坦コースという意味では同じですが、まずは左回りの時点で全然違いますからね。これまでの東京の成績は(0.0.0.7)ですが、これは逃げ馬だった頃の話。府中逃げ切りはそれは辛いですからね なのでそのデータは度外視していいと思います。それに東京での四位騎手は本当に怖いですからねぇ。なぜこんなに人気がないのかだけが少し不思議です。連対なら充分あると思います。

プロヴィナージュ
少し警戒が必要です。おそらく距離適正は2000くらいのはずなので、ここは残れる可能性は薄いとは思うのですが、ヴィクトリアマイルを見据えてあえて京都牝馬Sではなくここを選んだ陣営の潔い判断に好印象を持ちました ただ、切れる脚がないので勝ち負けは苦しいでしょうが、3~5着あたりな気がします。

レッドスパーダ
調教も良く、枠も良く、絶好調ノリさんが騎乗とあって、人気もしてます。ただ気のせいでしょうか?この馬、適正は1400が良い気がするのは私だけですか?実はまだ1400mは走ったことないんですよね。去年もスプリングSではなく、NZTに出ていれば勝っていたようにも思えます。東京新聞杯は上がりの良い馬が必然的に勝ち負けになりますからね。そこまで上がりに強みのないこの馬にとっては、危険な人気馬になってしまっている気がしてなりません。

ライブコンサート
京都金杯勝ち馬のわりにはあまり人気がありませんね。やはり金杯はフロックだと思われてるんでしょうか。いってもこの馬、去年の安田記念では5着、上位4頭の中にはウオッカ、ディープスカイ、カンパニーというそうそうたるメンツがいての0.5秒差です。なので東京では走ります。個人的な話ですが、去年の関屋記念では本命にさせてもらいましたし、今年も東京新聞杯で狙い目かなーと思っていたくらいです。まぁ、その一歩前に勝たれてしまって拍子抜けしちゃったんですけどね でも今回この人気なら狙って良いと思います。少しなめられ過ぎです!

アップドラフト
この馬も人気がないですねぇ。たしかにずっとこの馬を見てきた人はわかると思うのですが、決して重賞で通用するような馬ではなかったはず。ただ、ここ最近のマイルでの安定感は急すぎてちょっと驚きます。さすがサンデーレーシングの馬ですね、駄馬はいません。この馬も33秒を使える馬ですし、そんな13人気というほどのレースにはならないはずです。紐には入れる事をお勧めします。

エーシンフォワード
前走レッドスパーダに負けたのが影響したのか、ずいぶんオッズ的にもスパーダと差がつきましたね。うーん。。。この2頭、実力的にはそんなに変わらない気がするんですけどね むしろ似てます。ただ、いかんせん東京もしくは左回りが苦手なイメージはありますね。そのへんをみなさんも判ってるという事なのでしょうか。というわけで私も今回は敬遠する方向でいきたいと思います。先生の絶妙な騎乗があった場合は諦めるしかないですね

マイネルファルケ
どうも最終追い切りに不満がありますね。一杯に追ってこのタイムとなると少し調子を落としてるのではと疑いたくもなります。それに多少時計のかかる馬場が向いていると思いますので、開幕週では少々厳しいと思います。アニキも昨日は新幹線の一時不通に巻き込まれたようですし、ツキもあまりないのではないでしょうか?

キャプテンベガ
サンデーサイレンス産駒でも数少なくなった現役馬ですね。なかなか勝ちに恵まれずも、粘っこく大負けしないのがこの馬の良いところ。私は個人的にはキャプテンベガは大好きです。去年は大穴を演出した馬ですが、あの時と今年とでは馬場が全然違いますからね。そこをどう見るかだと思います。ただ、先ほども書いたとおり、東京ならまず大負けする事はありません。というよりは大得意コースですからね。東京の成績も(0.2.2.1)で、馬券外だったのはメンバーも強く、東京発挑戦だった毎日王冠だけなので、一発も持っていると思っています。

その他の馬は、今回は注目外という方向でお願いします

というわけで、長くなってしまいましたが買い目はこうなりました

馬単
5→4 500円
5→総流し(4は除く) 各100円
4→5 100円

3連複
4-5-総流し 各100円

計 3400円

久しぶりに強気にいきます。