ついにきた年に一度の祭典、今年はメンバー的にも一味違いますね。
一番外枠に入ったダノンシャンティは、むしろ競馬をしやすい枠となり、この馬を敬遠したかった私的には少し残念です
上位3人気になるであろう、シャンティ以外の残りの2頭、ヴィクトワールピサとペルーサも良さそうな枠ですね。
位置的に、どちらがどちらをマークする位置取りになるか、このへんがポイントになりそうです。
枠的にはペルーサの方がちょっと有利でしょうか。
今年はあまりに好メンバーが揃っていますからね。
今日は過去7年のダービーの統計データから推せる馬と厳しい馬を少しでも見分けたいと思います
■人気
まずは人気から。
勝ち馬はすべて3人気以内と、大崩れの少ないのがダービーです。
しかしそれ以外は千差万別。
10人気以下も2頭ほど2着になっています。
軸が固い分、こういった穴となる相手を確実に拾う事がダービーでプラス収支にする鍵になるのは間違いないですね。
■ローテーション
『青葉賞馬はダービーでは1着にはなれない』、これはもう有名な話ですね。
去年も見事にそのジンクスは続き、最近では青葉賞馬はダービーでオッズ的に人気を落とす傾向にすらあります。
しかし、今年は例年ほど強気には言えないのは私だけではないと思います
ペルーサは本当に強いですからねぇ。。。
ましてや、皐月賞にも出れたのに、あえてそこは出ずにここ一本で照準を定めてきたというところがまた例年の青葉賞とは一味違うところです。
このジンクスを破るなら今年しかないのではないでしょうか?
また、表を見てもわかるとおり、圧倒的に皐月賞組がほとんどを占めていますね。
次いで、1着という点で絞れば、前走はである事が条件付けされます。
このデータがそのまま通用するのであれば、馬券はかなり少ない点数でいけるので嬉しい話ですけどね
■枠
1枠が3勝とおよそ半数を占めていますが、平均人気7.7とわりと人気馬が集中しており、とりわけ1枠が有利というわけでもなさそうです。
一方、人気薄のわりに堅実に連に絡んでいるのが3枠でしょうか この枠は有利さがありそうです。
また、このレースもオークスと同条件のせいか、外枠が不振傾向にありますね。とくに8枠は勝ち馬なしです。
ただ、先週のアパパネ・サンテミリオンも8枠不利で優勝してますからね。ダノンシャンティもこれだけで消す事はできないでしょう。
そして5枠にいたっては連対もゼロ。ペルーサが今回この5枠ですが、青葉賞馬のジンクスに加え、枠のジンクスもとなりますが見物ですね。
■生産
クラシック戦ではもうお馴染みの、ノーザンF&社台Fの社台系はやはりかなりの数字ですね。
複勝圏内馬21頭中、なんと13頭が社台系の馬。
今回も出走馬18頭中、10頭が社台系の馬ですしね(笑)
しかしながら、そのわりに1着という見方をすればつけ入る隙はあると思います。
そういう意味ではダノンシャンティやヒルノダムールあたりはやはり怖いところですね。
■血統
これもまた偏ったデータですね。
圧倒的にターントゥ系。というよりはサンデーサイレンス系と言ったほうが正しいでしょうか。
SS系以外のターントゥ系では、近年東京コースで定評のあるロベルト系のタニノギムレットだけです。
同じロベルト系でもシンボリクリスエスはどうでしょうかね?アリゼオあたりはここがポイントです。
そしてナスルーラ系が1頭もいません。
コスモファントムにとっては手痛いデータですね。
ナスルーラ系でおなじみのジャングルポケット産駒でもダービーでは苦戦のようです。
そう考えるとタニノギムレット&ウオッカ、ネオユニヴァース&ロジユニヴァースのように親子制覇を成し遂げている血は、やはりなかなかのものですね。
果たしてキングカメハメハ産駒もこれに続けるでしょうか?
■東西
圧倒的な栗東優勢ですが、今年はとにかくクラシックも古馬も関東馬が強いですからね。
これまで8つのGⅠが終わり9頭の優勝馬のうち、5頭が関東馬。
こんな事は滅多にあるもんじゃありません。
というわけで、栗東優勢のデータは完全無視で大丈夫でしょう。
■騎手
相性が良さそうなのは以下あたりでしょうか。
四位騎手は本当にクラシックGⅠにはめっぽう強いですね。
また、近年クラシックGⅠではあまり縁がないようなイメージのあった横山典騎手も、この数字を見る限りさすがという感じです。
しかしながら、さすがに3週連続GⅠ優勝はいささか出来過ぎかと…。
どうでしょうねぇ
ダービーですからね、かなり長くなってしまいました
そしてまたもや今週も週末は天気が微妙そうな予報をだしていますね
ましてやここまで良いメンバーの揃うダービーは滅多にあることじゃないので、是が非でも晴天の下、良馬場でのレースが見たいですね