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今日は、前評判人気が異様に高いナカヤマナイトについて論じたいと思います。
人気の理由はただひとつ、中山成績が（3.2.0.0）という中山巧者だからです。
たしかに中山競馬場というのは、JRAのコースの中でも一番相性が出やすいコースで、2007年のマツリダゴッホなんかはかなり良い例だと思います。
というか、みなさんナカヤマナイトをマツリダゴッホに被せている人が多いです。
ただ、個人的には懸念材料が多いという見解ですね。
というのも、2007年のマツリダゴッホは、内枠だったのが功を奏し、ずっと経済コースを通り、無駄なく直線で抜け出せたことが一番大きな要因だと私は思っているからです。しかも、人気も9人気でマークはほとんどありませんでした。もちろん中山が得意だったというのも大きいですが、そういった後押しもあったはずです。
それと、マツリダゴッホの異常なまでの中山の相性の良さにくらべ、ナカヤマナイトは少々それには劣る気がします。まずナカヤマナイトは日経賞の実績がないです。つまり中山2500の実績がないのです。
あと、中山で好走したAJCCとオールカマーはどちらも馬場悪でした。もちろん良馬場でもしっかり走れる馬ではあるので馬場悪じゃないとダメだというわけではありませんが、気になる点ではあります。
それともうひとつだけ比較をするなら、どちらもオールカマー→天皇賞というステップで有馬記念に臨むわけですが、そのオールカマーでの斤量の違いが大きいです。ゴッホは58キロで勝利した事に比べ、ナイトは56キロとわりと軽かったという点です。今年のAJCCで2着になった時も55キロでした。国内レースで58キロの斤量を経験したのは、前走の天皇賞が初めてなんですよね。
これらを踏まえると、どうもナカヤマナイトにはまだG1では力不足な気がします。いくら中山が得意とはいえ、マツリダゴッホのような例は本当に稀なのです。
ただ、同年のAJCCとオールカマーを好走しているのはもちろんすごい実績ですので、エアシェイディくらい走れる可能性も踏まえ、3着の紐には残したい感じです。
ここまでナカヤマナイトの中山相性について論じてきましたが、個人的にはひそかに中山得意？と思われる○○○○○○の方が注意な気がします。中山成績は（1.1.1.1）ですが、去年の実績も考えるとかなり怖いです。しかもその4つのレースは、3つがG1で1つがG3と、全部重賞ですので、かなりの好成績といえます。まぁ人気馬ですから、みなさん注意していると思いますが、改めて再認識する必要ありです。
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（※200位くらいです）
